遠客再来

岸田さんの聴く力には騙されましたね・・・馬耳東風をもじって「岸田東風」です。
これも年末恒例ですね。今年話題になった事項を4文字熟語で振り返る・・
住友生命が応募した「創作4文字熟語」の選考会が行われ、優秀・入選作50点が発表された。
選考は歌人の俵万智さんらが審査しました。（応募作品は2万664点）
入選作品50点を読んでみましたが・・・どうでしょうか、
俵万智さんも選考に苦労したのではと思います・・・面白味の欠ける作品ばかりです。
ちなみに最優秀作9点を紹介します。
コロナ禍から水際対策を緩和・インバインドが再び訪れるようになったことを表現した
「千客万来」をもじった「遠客再来（えんきゃくさいらい）」が選ばれました。
11月・訪日客98万人。コロナ前の19年同月比で4割弱まで戻ったのが現状です。
と知りますと、ピンとこない選考です。
「変種交代」これなどはコロナウイルスがデルタ株からオミクロン株に変わったことを表現。
「選手交代」をもじっただけ、なんの変哲もないストレート過ぎませんか。
ロシアのウクライナ侵略が解決しない状況を「烏露曲折」も優秀作品です。
紆余曲折・・・のもじりですが、イマイチどころか。むしろ、朝日の天声人語氏が書いた
「露欧争来」の方がらしいですね。
円安をもじって「急円超下」意味はわかりますが、創作でもなさそうですね。
「暑行無常」は諸行無常ですが、季節感はわかりますが、軽過ぎませんか。
物価高をもじった「高値之玉」、この玉は玉ねぎですって。たまげますね。
正月飾り用の花「千両（センリョウ）」が前年と比べで3割高だそうです。
入荷量が4割少なく過去最低の水準だからだと。生産農家に言わせると
「雨不足と暑さの影響で実が落ちたりよく育たなかった」からだそうです。
となりますと、「千両役者」が「千両落花」でしょうか。私のもじりです。笑
そして日経の誤認でしょうか・・9作品に入っていないプロ野球・オリックスの26年ぶりの
日本一を讃えた（去年の話です）「逆転牛勝」・・逆転優勝のもじりが入っています。
今年の優勝はヤクルトです。「起死回生」をもじった「起死村上」でしょうか。
私の創作4文字熟語は「馬耳東風」をもじって、聞く聴く詐欺の「岸田東風」です。
まぁ・・・4文字熟語で遊べるのも年末の風物詩と笑って年が越せれば良しかな。Goto