無印良品

インフレです。物価の値上がりは仕方ないです。本当ですか。。ここが勝負の分かれ目では・・
物価が高騰しています。食品の値上がりはびっくりです。
でも農家が潤ったって話聞きますか・・・
諸物価の値上がりで儲かったって話聞きますか・・
こんなご時世だから・・申し訳ないが、値上げさせて下さい。
そんな祈るような気持ちで、値上げせざる得ないことを訴える話は聞きます。
そんな声には・・原油は上がっているし、世界中がインフレだし・・仕方ないなぁ
なんて思っていませんか・・・
考えてみてください。ものづくりするコストが上がっているのです。
値上げしなければ、メーカーも小売店もやっていけません。でも消費者も同じです。
給料が上がらないのに、値上がりすればモノを買う力が落ち込みます。
これを称して悪いインフレと申します。
写真は12月19日付の日経新聞の見開き広告です。
ご覧になってどう思いますは・・・
原価コストの急増、それに円安が拍車を掛けます。
どこのメーカーも値上げせざるを得ません。でもそれって本当ですかと申し上げたい。
だって、それでも無印良品は・・・「毎日のくらしに欠かせない日用品・・・
環境に配慮したものづくりと、500円以下の価格で、気持ちの良い生活を支えていきます」と。
いま、企業思想と企業努力で・・・インフレで苦しんでいる人たちに、
できる範囲の応援をしたいと、心意気を示した広告です。
私は無印良品の真髄に触れた気がします。
企業って、もうこれ以上は努力できないって、ギリギリまで努力をしているか・・
実はそれが問われているのではないかと思います。
コスト高だ、だから値上げせざるを得ない。それはそれで理解できます。
でも私は・・・安易に妥協する経営者では・・これから訪れるであろう・・
大インフレ時代を乗り切ることはできないと思います。
無印良品の経営努力と企業姿勢に改めて敬意を表します。Goto