どんな苦労も厭わぬ努力を続ける・・仕事好きならば生き残ることができる。
「白駒(はっく)の隙(げき)を過ぐるが如く」・・・と申しますが。
今日は1月31日。昨日正月だったのに・・・明日からはもう2月です。
12ヶ月で1月だけは特別に時の刻みが早いのではないか、そんな気がしませんか?
エッ・・時ほど正確に刻むものはない、それは歳のせいですって?身も蓋も無い。
そう言われれば、人生だった同じですね。
生きている限りは・・死に向かって着実に時を刻んでいるのです。
早いか遅いかは生き方次第ってことでしょうか。
それにしてもです。正月休みがあり。18歳なのか、20歳なのか・・成人式を
大人と子供の境目をあやふやにしたのは大人の身勝手、そのせいで、3年ぶりの成人を祝う
催しもお酒が飲める成人と飲めない成人に分かれたり・・無理やり土曜日を
祝日に・・・誰のために祝日なのか・・なんとも中途半端。そこが1月に3連休・・・
それに10年に一度の大寒波だと・・外出の自粛を促す気象庁、
それを煽りに煽るマスメディア。そんなこんなで・・・壁の隙間から・・通り去る白駒を・・
ちらっと見るようなスピードで1月は過ぎ去ってしまいます。
私の場合ですが。早く過ぎ去るってことは、好きなことをやらせてもらっているからかも。
人間・好きなことならどんな苦労も厭わぬものです。そしてどんな苦労も厭わないで
努力を続けるならば・・・時の経つのを忘れ・・大概のことは上手くいくものです。
そのことを仕事に当て嵌めれば、自分の仕事を好きになる。その一事で人生が決まるって
ことではないでしょうか・・好きこそモノの上手なりです。
歳月人を待たず・・・とは関係ないのですが・・
日本百貨店協会は22年の全国百貨店売上高が4兆9812億円となり
前年比で13.1%増、コロナ禍前の19年の9割にまで戻ったと発表しています。
百貨店の売上って、1990年代には10兆円以上ありました。半減です。
店舗数も99年の311店をピークに現在は185店舗、減少に歯止めがかかっていません。
斜陽が続いています。22年の前年比13.1%増の主だった理由は・・11・12月と
水際を緩和した結果、韓国・台湾・香港などのアジアからの来店が増えた結果です。
百貨店の包装紙にブランドを感じた世代である我々にとっては、
百貨店は高嶺の花でもなければ・・流通の王様でもなくなりました。
インバウンドの信頼が唯一の頼りに追い込まれています。
この世のものは全て変化して行きます。それも想像を絶するほどのスピードで、
コロナ禍は百貨店に・・生き残れるかどうかを迫ったと思います。
しかし、低迷に苦しんだ流通業界で、百貨店の動きがよく見えません。
私が古いのかもしれませんが・・・百貨店には百貨店が好きで好きでたまらない、
デパートマンがいました。彼らはもういないのかも知れませんが。
百貨店の仕事が好きでたまらない、どんな苦労も厭わぬ・・・そんな人たちが、
どれだけいるのか。そこが流通業界で百貨店の明暗を分けているのではないでしょうか。
時は流れ・・全てのモノは日々、刻々と変化しています。
その変化を作り出すのも人であります。どんな苦労をも厭わぬ努力を
続けている関係者に・・・百貨店に再び栄光あれ・・・Goto
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