あぁ・・東京芸大

電気代の高騰で大学が自由な場でななくなるなんて?
世知辛い世の中になったものだ・・・何が異次元の子供手当だ。
名古屋大では多くの電気を使うスーパーコンピューターを一時停止した。
大阪大では図書館の開館時間を昨年の12月から3月末まで一部短縮した。
大阪公立大でも中百舌鳥キャンパスで学生が自由に使用できる2教室を
2/8から年度末まで閉めた。東京芸大では電気代高騰に伴う経費削減を理由に
一部の練習室のピアノを撤去し、売却したそうな。
芸大は学生向けに「練習室ピアノ撤去につて」という通知を送り、
二つの練習室のアップライトピアノ2台を撤去すると伝えた。
その理由が「大学の予算削減のため」として電気代高騰の影響も含んだ。
大学には大学の事情があるのでしょう。
でも、音楽部がピアノを売却するとは、由々しき問題です。
それもこの2台とは別のピアノ3台も含め・・計24万円で売却。
5台分の年間の調律費約12万円を削減するという。
どうも電気代の高騰とは関係ないような気がします。
同大にはグランドピアノ260台・アップライトピアノは100台あり、
年間約1600万円の調律費が掛かっているで、その削減に古くなったピアノを
「ピアノ売ってちょうだい」の業者に売却したのが本当のところだと思うのですが・・
でも、撤去の背景には電気代の高騰があると・・・「練習室ピアノ撤去」の通達にはある。
電気代の予算額は年1億2700万円。それがロシアのウクライナ侵略後には3倍近い
3億6400万円に跳ね上がった。すでに図書館の暖房を一部止めている。
東京芸大の音楽学部が、ピアノを売る・・・電気代の高騰がその要因だとしたら、
そりゃ、国家的な問題ではないでしょうか。政府は第二次補正で、研究活動の
継続や省エネ対策の名目で98億円を計上。さらに電気代高騰に対応できるよう、
国立大へ支出する運営費交付金の配分を見直して50億円を捻出することを決めている。
でも、芸大だけで3倍です。この額で追っ付くとは思えません。
国公立の大学だけでも・・・とてもとてもです。
そうなりますと、国立大の学費、東京芸大も53万5800円だったのが、20%の値上げで
64万5800円となったが、さらに上がるってことに。
何が・・異次元の子供対策だ。
欧州の各国では、大学まで教育費は無料だ。
電気代の高騰は大学ですらこうなのです。世の中全てが苦しんでいるのに・・
自国で作ることのできる代替エネルギーの原発すら稼働させない。
電気代の高騰を理由に、国立の大学が自由に運営できないなんて、
先進国だとはとても思えない。恥ずかしい話ではないですか
どこか狂っていませんか。Goto

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