自民党は国益を考えていないのか。

G20外相会議には欠席で、直後に開かれる「クアッド」には出席だって・・・
国会って・・・この国の政治って・・・本当に大丈夫なのか・・・
と思うこと度々ですが・・・これはちと酷すぎませんか。
インドで開かれる主要20カ国(G20)の外相会議に林外相が欠席したことです。
理由は・・・国会・予算案の審議では衆参とも冒頭は、首相と全閣僚が出席して
質疑を行うという慣例に従ったからです。政府が、もちろん、外相のインド出張を
求めましたが、自民党も立憲民主党も「国会のルールが優先だ」と応じなかったからです。
知恵がなさすぎませんか。国会法は副大臣・政務官が閣僚に代わって、
委員会での答弁することを認めています。野党が応じなくても、臨機応変に
外相の質疑のみ別途行う方法もあったはず。外相会議には副大臣を派遣したが、
当日の質疑で外相は午前6時から7時間、閣僚席に座り続け、質問は1問だけ答弁は53秒。
そんなことで、ウクライナ危機も含めて国際会議としては、国益に直結するG20外相会議に
副大臣しか出さない。いや出せない。国会って機能していると言えるのでしょうか。
民主党政権当時、全閣僚出席を外さないと国益を損なうと・・訴えたのはどの政党だったのか。
自民党じゃないですか・・・・その自民党が反対したって言うじゃないですか。
G20は中露もメンバーです。多くの外相が顔を揃えます。
議長国のインドやブラジル・南アフリカなどは対ロシア制裁に加わっていません。
日本の立場・国際秩序の安定を呼びかけれるチャンスでもありました。
また、5月にはG7の議長国を日本が努めるのです。
外相の欠席はそれにも少なからず影響するでしょう。
そんなことは、政治家なら誰でもわかるはずです。
ましてや、政権与党の自民党なら、その自民党が反対したのです。
自民党の総裁は誰ですか。岸田首相じゃないですか・・・
岸田首相は安倍内閣で5年も外相を務めたのです。その岸田首相が、G20への
林外相の派遣を拒んだも同然です。これってどういうことでしょうか。
岸田首相は、外相国際会議など対して意味がないと思っているのでしょうか。
多分そうなのでしょうねぇ。如何にも如何にもです。
そんな批判があってか。国会はG20終了後に開かれる日米豪印4カ国の「クアッド」外相会議には
林外相の出席を容認するそうですが・・・議長国インドはどう思うのでしょうか。
政治の限界を見る思いです。それと・・・この問題に「国益を害する」と
論陣を張ったのは朝日でも毎日でも、日経でもなく・・読売新聞だけだと付け加えたい。Goto

コメント