子ども医療費・国が無料化に踏み切るべきです。
さてさて・・・悩ましい問題です。あなたはどう思いますか?
正解を先に述べます。岸田政権は「異次元の子ども対策」を実施すると盛んに意気込んでいます。
だったら・・・子どもの医療費を全て無料化してはどうでしょうか。
統一選挙が迫っています。
子育て支援の一環として無料化する自治体が増え続けています。
無料化とは・・・そもそもです。国は子どもの医療費の自己負担を就学前は2割。
小学生以上は3割としています。この自己負担分を自治体が肩代わりするのが
子ども医療費助成です。それを無料化と申します。
厚労省の統計では、高校生まで無料化を実施する自治体は13年4月時点で
155自治体だったのが、21年4月では817自治体となりました。
それが、この統一選挙の首長選での候補者の公約では更に増える傾向にあります。
二つ考えられます。
一つは子ども医療費の無料化は経済的な事情による受診控えを抑制しますが・・
半面、完全な無料化は過剰な診療につながります。
こんなデータが、自己負担が減少すれば受診回数が増え、医療費は10%アップになった。
逆に・・兵庫県三田市では、所得制限なしで中学校までの通院・入院費の
無料化を実施していたのを、所得制限を設けた上で、1日400円の自己負担を導入、
どうなったか。助成申請件数は見直し前と比べて、10%減額となった。
闇雲に無料化を叫ぶにもっと慎重になった方が良いとの考え方です。
もう一つは、1000以上の自治体が無料化するのであれば・・
もはや、国策に転じるしかないのではないか。
そうです。2・3割負担を止めるのです。そうして、国が18歳未満・医療費完全無料化にする。
異次元の子ども支援の一環になります。政治の決断です。
財源が問題になります。当然ですが、保険料を上げて賄うことになります。
誰かが負担せねばなりませんので。同時に子どもに限って、レセプトの単価を下げる。
医療機関も子ども医療に限っては、収益を最小限に絞るのです。
それで、負担額がどうなるのか。それでも不足ならば、高齢者・自己負担を、
3割から半額に上げるのです。そうすれば、子どもの過剰受診が増えても、
高齢者の過剰受診が減ります。簡単ではありませんが・・実施価値はあると思いますが・・
子どもの医療費無料化、あなたはどう思われますか・・・Goto
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