ウェルビーイング

草野球人口って、384万人。道具の経済効果は高いですね。
WBCが盛り上がりを見せています。日本ではと付け加えましょうか。
去年の流行語大賞となった・・・「村神様」の不振、若者がチヤホヤされて
壁にぶち当たった姿。バットを振ること、無心にバットを振ることしか・・
解決の道はないことを知って、飛躍してくれることを願います。
野球人気・少子化とサッカーなどに押されて陰っています。
少年軟式野球の男子人口は21年時点で約10万7000人。
なんでもコロナのせいにしたがるのですが・・コロナが拍車を掛け10年間で3割減だとか。
でも・・・一方では草野球の人気は高く・・笹川スポーツ財団によれば
20歳以上の推定野球人口は18年時点で384万人、10年間で2割減少したが、
50歳代に限れば16年を境に増加傾向が続き、20年調査では57万人と08年以来の多さだとか。
野球も高齢化ってことでしょうね。
私の趣味はゴルフです。最近、女子プロ界に人気があり、若い女性のゴルファーが
急増しています。統計はありませんが、ゴルフ場が華やぎ実感します。
ゴルフは贅沢なスポーツだと敬遠される要因に、道具の高額が挙げられます。
実際に高いですからねぇ・・・ヘッドとシャフトとグリップ・・しかないのに、
軽トラックが一台買えるような高額なクラブセットがありますから・・・
それに引き換え、サッカーの人気。一番なのはボール一つで誰でもやれます。
世界的なスポーツに発展するのがわかる気がします。
話野球に戻しますが・・・
草野球のバットが5万円もするそうです。20年間で倍です。
これも物価高が要因だと言われていますが、それは後付け。
実際はイノベーションですね。全日本軟式野球連盟が・・草野球のハイ年齢化に
「飛ぶバット」の開発をメーカーに要請。バットは木製と金属製、それに加えて
金属に繊維強化プラスティック(FRP)を組み合わせた「複合バット」があります。
この複合バットが「草野球」で使われます。
20年で価格が倍になったのはこの複合バットの性能の進化によります。
その点はゴルフクラブと似ていますね。バットの中心部分に特殊なFRPを使用、
打球面には新開発のウレタン材を使い、比較的柔らかい素材で軟式球を反発させる。
聞くところ・・・このイノベーションされた複合バットだと50歳代でも
ホームランが打てる確率が上がるのだそうです。一説ではこのバットを
「オータニさん」というとか。知らんけど・・
最近は、これも高齢社会の現象でしょうか。心身の健康や幸福を求める
「ウェルビーイング」の概念が広がり、生涯スポーツの意義が改めて注目されています。
野球のみならず、国民の誰もがスポーツに親しむのは平和だからかもですね。
WBC・・・日本の優勝を期待したいものです。Goto

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