いのち輝く未来社会のデザイン

高齢者としては・・・大阪・関西万博が待ち遠しいですね。

高いのか?安いのか?
25年開催の大阪・関西万博の入場券・基本料金・大人7500円と決まり
話題になっています。メディアの論調は・・物価高・警備費強化など
運営費が当初目論見よりも膨らむことで・・・

過去の万博と比べても割高になったと暗に批判的です。
でも、前売り券の種類によっては4000円で入場できるなど、
多様な料金設定で来場者の負担を軽減する努力も重ねているようです。

何と比較して割高というか・・・05年の愛知万博は「当日券」4600円だったとか。21〜22年のドバイ万博は大人が3000円だったとか・・比べてもあまり意味のない比較で割高と評価しています。如何にも恣意的ではないかと思います。

このところ、ロシアのウクライナ侵略戦争で、サプライチェーンの混乱などで
原材料費が高騰、会場建設費が当初から1.5倍の1850億円に引き上げられた経緯もあります。また急激なインフレが続いています。それと円安です。
海外から万博に訪れる観光客からすれば・・7500円でも割安感があるのではないでしょうか。いろんな問題を総合的に判断したのです。決めた価格にそう、文句をつけなさるな・・・と申し上げたい。

万博の最大の問題は・・・中身です。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。高齢化日本が・・いのち輝く未来を描くことができるのか・・
70年万博で夢見たさまざまなロマンは大概が現実化しています。

万国博覧会です。世界の最先端の技術が大阪に集まり、20年・30年後の
生活を夢見る内容になるかどうかです。開催まで2年を切りました・・会場の大阪此花区の人工島・夢洲は、まだ更地のままです。

果たしてクオリティーを落とさず、創意工夫を重ね、世界中の人々が
あっと驚く大阪万博になるのか・・気を揉むところです。
大阪万博の話が持ち上がった2015年、果たして2025年まで生きていられるかと思った高齢者は多かったと思います。私もその一人です。

それが、あと2年ならば・・何とかこの眼で万博会場に行って、
未来が見られそうだと思うと、元気が出てきます。

7500円が高いのか安いのか。前売券なら4000円です。
いつから販売されるかわかりませんが・・・私はいの一番に前売券を
購入したいと思っています。それを握って万博を指折り数えたい。

人間っていう奴は、あの日まで、あそこまでと少し先に楽しみがあれば、
それに向かって生きられるのです。ですから、万博がどんな内容に、
どんな中味になるかを報じるなら・・・日本人に元気が出ます。
メディアには、そのことを報じてもらいたいものです。

そうそう、思い出しました。70年の大阪万博に反対した連中が、
万博を混乱中止させようと岡本太郎作の太陽の塔に潜んで、暴れたことがありました。今回の万博、入場料が割高になったのは、韓国の雑踏事故・安倍晋三元
首相銃撃事件などを受けて警備強化費の異常な高騰ですってねぇ。

各種のイベントで経費がいちばん掛かるのは過剰警備です。
仕方がないのですが・・・なんとかならないものでしょうか。
大阪・関西万博はボランティアで警備を賄うとか・・・Goto

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