東海地方でも「ほや」の販促をやって欲しいですね。
最近は滅多に外で酒を呑む機会もなくなったのですが。
先日、傘寿を迎えた先輩から・・近所の居酒屋に誘われました。
日頃は酒を飲まない方です。珍しいことです。・・お供しました。
若者の通う店とはひと味違います。6〜7人も座れば満席のカウンターと
小座敷が一つ。年配の板前が、相当に修行した感じ。そして笑顔が素敵な若い女将さんと、女性がひとり・・居酒屋というよりは、昔ながらの小料理屋ってとこでしょうか・・・
先輩と二人。カウンターの端に座って。まずは生ビールで乾杯。
酒も飲まないのに常連ですか?いやぁ・・・ここの料理が口に合うから・・
たまに覗くのさ。この板さん、腕が良いぜと。そうですか・・・
それって、殻付きだが「ほや」ですよねぇ・・・それを刺身で。
・・お客さん「ほや」食べるのですか。大好きです。
岐阜の人は、仕入れても食べる人がいないのですが・・・
今朝は市場に新鮮なのが入荷していたので。この「ほや」は石巻産です・・と。
石巻ですか。板さんはどこの出身なの。石巻です。修行は仙台、この店に
世話になって10年になるんですがねぇ・・歳ですからねぇ。
もうぼちぼち田舎に帰ろうかと。
石巻地方ではこの季節、「ほや」の水揚げが最盛期(石巻日日新聞から)・・
今年は例年以上に実入が良いとのこと。石巻の谷川浜では8軒の漁師が
「ほや」の養殖を。深夜に船を出して養殖いかだからほやを刈り取る・・
それをむき身にして夜明け前に業者に渡すのだそうです。
日日新聞からのネタですが、石巻には地域特産の「ほや」をPRする「いしのまき観光大使」アイドル・萌江さんがいます。1日には彼女の主催行事「ほやっほー祭」が開催されました。ステージでは歌や楽しいトークショーが開かれ、「ほや」に関する飲食物やグッズが出店され、ほや雑煮などが振る舞われました。
その「ほや」と岐阜の小料理屋で食べた新鮮な「ほや」が同じではないでしょうが。この地方ではスーパーの鮮魚店でも「ほや」は見かけません。萌江さんの持ち歌は「ほやのマーチ」だそうです。ヒットさせて全国に広げて欲しいですね。
因みにですが。
石巻地方では夏が旬のウニ漁も最盛期を。
ムラサキウニを採取、次々と水揚げされています。
船上から箱メガネで海底を探し、長い竹の先端にフックを付けた「ウニかぎ」で傷をつけないようにウニをすくい上げていく漁です。一度に1個の引き上げのため、かご一杯獲るには根気が入ります。ウニが高額なのは当然ですね。
それと・・・石巻魚市場では6月下旬、今季初の遠洋カツオ・マグロ一本釣り船が入港。本格的な夏漁を告げる冷凍のビンチョウマグロ303トン、カツオ53トンも水揚げされ、市場は活気に満ちています。
ほやにウニ。マグロにカツオ・・海の幸には縁がない岐阜県ですが・・・
遠く石巻の漁港に活きの良い魚が次々に水揚げされるニュースを知るのは
嬉しいですね。そうだ、例の小料理屋の板さん、石巻日日新聞を持って、
再訪し、いつ頃に石巻に戻るのか・・・聞きに行ってみるか・・
「ほや」があると良いのだが・・・Goto
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