焼き茄子・・

夏の休暇を満喫する。

明日は海の日?山の日?どちらか知らんけど・・
とにかく、明日から夏季休暇です。墓参り以外に予定はなし。
どう過ごすか・・夏を夏らしく楽しんでみますかねぇ・・・

夏と言えば野菜ですね。太陽をいっぱいに浴びて一段と美味しくなります。
夏野菜、主なものはトマト・きゅうり・スイカ・ピーマン・・うぅ〜ん
レタス・かぼちゃ・ゴーヤー・とうもろこし・そして茄子でしょうか。
でも夏野菜といっても、今時は年中店頭に並びますので、夏野菜って感じはしませんが。スイカととうもろこしは・・・夏らしいかな。

でも、真っ赤に熟したトマトを冷やし・・岩塩を振りかけてガブリ。
種が口の端から飛び出しますが・・上手いですねぇ。きゅうりも、軽く皮を剥き冷たくして、私の好きな、ちょっと辛口ですが岐阜の名物、
郡上味噌を付けて、バリバリといただくのも、オツなものですね。

そうそう・・とうもろこし、これこそ夏の定番ですね。
最近は、歯が空いてきましたので、こまって困るのですが・・
これもゆがいて、ガバガバとしゃぶりつくように豪快に食べるのが良いですね。
このところ生で食べるとうもろこしもあります。まるでスィーツです。

でもです。夏野菜の王様は、何といっても茄子ですね。私はそう思っています。
もう何十年も前になりますが、中東・イスラエルを訪問した折のことです。
イスラエル料理・・そんなものはないのですが。どうなのでしょうか・・

私がお世話になった家庭では・・奥さんが茄子をアレンジできなければ、
料理ができる主婦だとは言わないのだよと、いろんな味付けをした茄子料理を
いただきました。それ以来、私は茄子が好物です。

漬けてもよし。薄味の一夜漬けに醤油をちょっとだけ垂らして・・
酒のアテには持ってこいですね。毎年この季節になりますと恵贈いただく、大阪・泉州の特産「水なす」これは最高ですね。

それと茄子の食べ方と言えばいちばんは「焼きなす」です。もちろんですが、
大ぶりで新鮮な奴でないとダメです。焼く前に火の通りををよくするために茄子の先からへたまで一本菜箸を通します。大胆にです。

火の通りがよくなり破裂も防ぎます。コンロに焼き網をのせ、茄子を並べて
火は強火。皮が焦げたら転がし全体を真っ黒になるまで焼きます。
ここがコツです。昔よく通った日本料理店の板長に教わりました。

箸の穴から湯気がシューッとでて柔らかくなったら出来上がりです。
よく焼けていると皮も剥きやすい。熱いので水道水を指先と茄子の表面にかけながら手早く剥くのが良い。薬味はしょうがです。板長曰く「すりおろして包丁で叩くと繊維が気にならななくなる」たっぷりのせて、醤油「薄口が良いかな」か半量の出汁で割ると・・一段とまろやか。

そうそう、それに鰹節を振りかけるのを忘れてはいけません。
・・少し厚めの本を片手に・・・ふぅふぅしながら「焼きなす」を肴に
地酒のぬる燗でちびり。縁側にぶら下げた風鈴がチリリンと風を受ければ、
夏季休暇を満喫です。Goto

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