夏休後の顛末・・・

先生が不登校になってどうする・・・

月日の経つのは早いモノですね。9月も上旬が終わります。
夏休み明けの教育現場で信じられないことが起こっていると、
朝日新聞はセンセーショナルに報じます。本当かいなと首を傾げるのですが。

大阪府内の話です。多分に府と市の首長と府市議会の多数を握る・・
維新の会いじめの様相と申しますか、偏見ものあるのではと思うのですが
大阪をイタズラに誇張するのも弱ったものですが・・・

大阪府内の公立小学校では・・・夏休み中に若い教師2人が病気を理由に退職。
学校長からは「代役の教師が見つからない」と、欠員のまま新学期を迎えることになった。その結果、新たな先生が来るまで、他の先生たちで、退職した2人が担当していた理解や支援学級の授業をカバーせざる得なくなった。そのことを・・・同学校の教諭が「いつまでこんな日々が続くのか」と嘆いているっていうのです。

辞めるのは個人の自由です。病気を理由に辞めるのを誰も止めれません。
教育委員会が状況を把握して、補充するしかない。
朝日的には昨今の教師の成り手不足は教員の過重労働が原因である・・
教師の労働条件を解消しなければ・・・こんなことは日常的に起こると言いたいのでしょうが・・・如何にも朝日的です。

だって、考えて見て下さいよ。
若かろうが経験豊富であろうが、教師になった以上は、仕事に対して責任を持たねばなりません。期の途中で、放り投げるのは、同じ学校で2人も・・示し合わせたのではないかと勘ぐりたくなります。

やはり、年度末まではいかなる理由があろうと、全うするのが、当たり前です。それが社会人というものであり・・ましてや、教師という職業に就いた以上は、
無責任です。生徒が夏休みで怠惰な生活に慣れて、不登校になるなら、まだ話は分かるのですが、教員が不登校になって職場を放棄するなんて・・・理由の如何を問わず人間として失格です。そう思いませんか。そのことをまず、朝日は指摘すべきではないでしょうか。

朝日はそうではないのですねぇ・・・教員不足にすり替えるのですねぇ。
教員不足は全国で起きている・・・日教組が全国の教育委員会を対象に調査した結果を持ち出して・・・26都道府県5政令都市で計2082人(5月1日現在)の教員不足が生じているという。その理由は免許を得ながら採用試験に受からない人を、欠員の補充要因にしてきた「講師登録者」制度が問題だという。

この制度が「非正規の講師を雇用の調整弁としてきたツケが来ているのだ。
正規採用を中長期的に増やす必要がある」と指摘します。無責任は仕事放棄人間を棚に上げ・・そうです、この制度が教員の非正規労働者雇用を生み出しのだ・・これまたすり替えるのです。

そうでしょうか・・・どんな職場でも、過剰人員を雇用する余裕などありません。でもです。教員は別です。過重労働をマスコミが煽ることで、教員の成り手が少ないのはわかりますが・・・一方では、小中学校の学級人数を、教師の目が届かないと、どんどんと減らしているのです。そんなことをすれば、教師をいくら増やしても足りなくなります。

私立の小中学校で教員不足で授業が回らないなんて話が聞いたことがありません。教師の労働過多も聞こえません。乱暴に申しますと・・やはり、甘いのです。公立の教員は公務員です。民間に見習えとは申しませんが・・

学校は教師のためにあるのではありません。生徒のためにあるのです。
その自覚がない、教師が、夏休み明けと同時に不登校になるのです。
それを朝日新聞が正当化し煽ってどうする・・Goto

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