愛知県庁12連休・・・

お父さん、休みばっかりでいいなぁ・・と息子がいう。

どうなんでしょうか?どんな思いなのでしょうか・・・
政治家に必要なことは、こんなことなのでしょうか・・・
怒りとか呆れとかを通り越して・・大丈夫かなぁ・・この国はと思ってしまう。

日本人って、カレンダーをめくって貰えばわかりますが・・
1日休んで2日働く計算です。そうです。土日祝祭日で年間120日あります。
休みの間に働くってことです。さらにです。働き方改革は効率を上げて生産性を上げるのが目的なハズなのに、働く時間を短縮することが中心になっています。

働かない改革です。そうすることで国民が喜ぶと思っているのでしょう。
それをポピュリズム政治と申します。こんな愚策を続けていることで、
国力は益々落ちています。為替相場は150円に。資源のないこの国が円安になればどうなるのか・・・経済の初歩です。

国民総生産(GDP)はこの30年余り微増。中国には早々と抜かれ、
日本の人口の3分の2でしかないドイツにも抜かれ今や、世界で4位に転落です。それでも国民は太平楽を決め込んでいると、為政者たちは思っているのでしょう・・・国民はそんなに甘くはないですよ・・・

こんな恐ろしいことが発表されました・・・
「年末年始は最大12連休とりましょう」愛知県が「休み方改革」の一環として
職員に呼び掛けました。12月29日から例年の1月3日までの通常の休日に加え、12月28日と1月4、5日にも有給を取るなどして休むように職員に呼び掛ける。

1月6、7日は土日、8日は祝日となるため、すべて休暇を取れば最大で12連休になる。通常の休日以外は開庁するので「必要最小限の勤務体制を確保する」として3割程度の職員は出勤する予定だそうです。医療機関や福祉施設、県民サービス施設などは通常に近い勤務体制にする予定だそうです。

年明け、例年の行事「仕事始め式」は実施しない。
代わりに知事の動画メッセージを職員に配信するそうです。

あなたはどう思いますか・・・学校に行きたくない子供たちは・・
お父さん、今日も休み、僕も休みたい。公務員って楽ちんでいいなぁ。
なんて子供に言われませんか。民間企業ならば、製造ラインを年末にフル稼動させて、計画的に連休を増やしますが・・・公務員が長期休暇を取ることで、
事前にどんな仕事の蓄積をするのでしょうか?

通常の休日以外は開庁・・・3割程度の職員で回すとしていますが。
だったら、そもそもが3割程度の職員で仕事は回るのではないですか・・
7割の職員が無駄ってことになりませんか。現業以外は。
県民の間から、そんな疑問が湧いています。私もそう思います。

公務員ってそもそもなんなのでしょうか・・・
大村知事は「通常の休日以外も閉庁したかったが、地方自治法上難しいようだ。
業務に支障がなければ、率先して正月をゆっくり休んで欲しい」と言う。
地方自治法は職員が働かないで休むためにあるのか?と疑う。

民間の企業からすれば、1日休めば1日分の生産が落ちます。
ましてや、1ヶ月のうち、土日を含め半月も休めば、誰が企業を支えるのでしょうか。収入を得るのでしょうか。公務員はいいですよねぇ。休もうが、ろくに働かなくても、税金から給料をもらえるのですから・・との批判に知事はどう答えるのか・・・

地方自治体法は職員の楽チンのためにあるのではありません。
県民に市民に奉仕するために存在するのです。
こんな職員のご機嫌をとるような・・・最終的には県民が首長を選ぶのですから、県民に問題があるってことになりますが・・政治ってなんでしょうか。

人間は働くから人間です。そんな哲学もないなんて・・・やれやれ。Goto

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