コントリビューター

政治の責任とは申しませんが、偽情報に惑わされないようにしたいものです。

「X」と言われてもなかなかピンとこないのですが・・・
でもツイッターという名称はもうないのですから、「X」で理解するしかない。
Xのオーナーといえば良いのか。それとも電気自動車テスラのCEOと呼べば良いのか。何かとお騒がせの御仁マスク氏・・彼の偏見を助長する発言を受け、大手企業が「X」への広告出稿を停止したり量(額)を減らしている。

直近では11月中旬のマスク氏の「X」上の投稿が問題に。「ユダヤ人コミュニティーは自分たちがやめて欲しいと主張する増悪を白人に向けている」とのユーザーの投稿に「あなたは真実を語った」と返信。それは偏見を助長すると批判を浴びホワイトハウスの報道官も非難する事態に陥っている。

そんなマスク氏の奔放な投稿が広告主の撤退を招いているのだが・・売上高の9割は広告収入。それが減少しているのは広告主がわかっていないと御仁は訴える。どうしてこんな道理が通るのだろうか。誤情報とは申しませんが、御仁が御情報を容認するようでは、世の中の秩序が保たれない。それを承知なのか。

「X」の一応最高責任者になっているリンダ・ヤッカリーノ氏は・・・広告収入が米国に次いでが多い日本で、誤情報の拡散を防ぐために、ユーザー同士が投稿に注釈を加える「コミュニティー」機能をアジアで拡充すると明らかにした。同時に東南アジア各国に加え、韓国・香港・台湾でも注釈を加えられる「コントリビューター」と呼ばれる人材を増やしていくとした。

でもです。そもそもですが、マスク氏はSNSの運営企業による投稿の監視や削除が行き過ぎであるとして、22年にツイッターの買収に乗り出したのだ。「言論の自由」を重視するとして「X」上の投稿管理を緩めた結果、イスラエルとハマスの衝突などで偽情報が増加する事態などを招いているのだ。

私は思うのです。SNSって奴はここまで普及すると、その権利が誰かにあるという段階ではないのではないか。もはや一人で勝手に増殖してしまうものであって、人間の力では制御できないのではないか。

「X」はマスク氏が資本を握っているが、マスク氏すら、手に負えない領域に入っているのでなないか。いくらCEOが「コントリビューター」を日本を始め世界各国で増やしたとしても・・・チャットGPTが登場、社会の根幹が揺さぶられるのが現状だ。

それ以上に厄介なのが傍若無人な「X」です。ヤッカリーノ氏は言論と自由と安全性の「共存は可能だ」と強調するが・・・EUではSNSの運営企業に不適切な投稿への対応を義務付ける「デジタルサービス法」が施行されるなど、規制当局の風圧は強まっている。

日本もEUに追従するのか。野放しに近い米国に準じるのか。選択が迫れているのに日本の政治は政治家自らの金儲けに奔走、この国の未来など誰も考えていないのではと思える。

・・そんな政権を選んでいるのは・・偽い情報誌に振り回されいる日本国民だ・・・とは言い過ぎでしょうかねぇ。ちなみに日本人の「コントリビューター」はひとりもいないとか。知らんけど。Goto

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