ピンチのない人生なんて・・・

お年玉以上のお年玉・ドジを分け合って笑いに・・・

今年も指折り数えられるところまで・・・
反省をすればキリがないほど、ドジな一年だったと苦笑い。
そんな思いで、多少寒さの緩んだ、冬景色を見ながら仕事納めです。

後期高齢者です。仕事があるだけ、嬉しい日々ですが。
その仕事を満足に熟しているかどうか。と思うとそれが心もとない。
先般・年末の挨拶に来られた金融機関の方から・・・お孫さんは帰省されますかと・・「ポチ袋」を。孫たちは元旦に集ってくれるようですと。

そりゃ結構なことで、どうぞいっぱいお使い下さいと。なるほど、こんな心配り、年末の手土産があるのかと。彼曰く、あの毎年お持ちしているのですが。そうだったかねぇ。いや総務の方に・・・他にもカレンダーと手帳を。昔ながらですが、それがまた、年末らしくて良いですねぇ。

「ポチ袋」ってご存知ない方もいるので。お年玉や心づけを渡す際などに、使う小さめの袋のことです。それなら知ってるって。では語源は?諸説ありますが、いちばんオーソドックスは「これっぽっち」でごめんなさい。が有力です。「ほんの少しですが・・・」とお金をむき出しにせず包んで渡す、日本人ならではの奥ゆかしさのあらわれ。なんともお正月っぽくって良いですね。

「ポチ袋」を子どもたち渡す時には、名前とひと言書き添えるのも流儀ですって、ご存知でしたか。お年玉はもともと「年玉」と呼ばれ、年神様へのお供物。その中身はお餅であったり、紙に包んだお米だったりと様々ですが、そのお供物を家族で「神様からの贈り物」として分け合ったのが起源です。「玉」は「賜る(目上の方から受け取ったもの)」が変化したものです。

せっかくの「ぽち袋」です。孫たちの顔を思い浮かべながら、多少多めに、入れてみるかと、渡せる悦びにニンマリです。そうそう・・お年玉ではないですが、新聞をめくっていて、オッ・・と思う面白い広告に出会いました。小学館の見開き30段・大胆な広告です。

「ピンチのない人生なんて。音楽のない 人生なんて」そんなコピーに、
ギターのなかに「お菓子が落ちた」さぁ・・ピンチだどうする男の子。そんな必死でギターの穴に手を入れる・・男の子の形相が実に楽しい。

もしかして、ピンチは悪いこと、なんて思っていない?
牛乳をこぼしちゃったり、旅行先で荷物がなくなったり・・
ピンチな習慣だけをみると、苦い思い出かもしれない。
でも、人間ってピンチから学んだり、成長したりできるんです。

音の出ない楽器、お囃子の聞こえないお祭り、
静かすぎるクリスマスの街並み・・・
もしも、この世界から音楽がなくなったら、さみしくなぃ?

ピンチにしか引き出せない新しい自分がいて、
音楽にしか動かせない心がある。

今日もピンチがやってくる。音楽が鳴り響いている。
さぁ、思いっきり楽しもう・・・

ここまで面白いコピーを読んでしまえば。そりゃ、ピンチの連続、
ドジの連続に叱られてばかりの孫たち・・買って読ませてやらねば・・
この一年・ドジの連続だった、ジジイの立場がない。てなことで、小学館の広告の罠にハマって・・買い求めました。さて、孫の反応は。お年玉以上だと嬉しいのだが・・・Goto

コメント

  1. 梅谷拓也 より:

    最近、人の紹介で拝見するようになり、
    新しい視点で物事を捉えられるように
    なりたいです。
    来年もよろしくお願いします。

    • goto より:

      梅谷さん

      コメントありがとうございます。
      感想・ご意見・提言など頂ければ幸甚です。
      後藤拝