愛菜の日

ブロッコリーが指定野菜に追加されました・・・

今日は1月最後の日・・「晦日正月」です。知ってましたか?
かつてはお餅をついてお祝いしたり、年始のご挨拶を怠った方を訪問したり、
年賀漏れのチェックをしたそうです。最近・漏れのチェックは政治家が懐に入れた裏金記載漏れの修正報告ばかりですが・・・

日本人ほど語呂合わせが好きな民族っていないそうです。1(アイ=愛)月31(さい=菜)日で今日は野菜を愛する「愛菜の日」だそうです。もっと野菜を食べよう・・・という生産農家の啓発活動です。

北海道・滝川市で発行する地域みっちゃく生活情報誌「SORA」では愛する妻に感謝する「愛妻感謝の日」という企画をやります。愛妻弁当を持って職場に向かう人の空になった弁当箱を洗って、その中に花やお菓子を入れて感謝する試みです。結構評判の企画です。

愛菜の日に因んだのかどうかは分かりませんが、農水省は2026年度から、国民生活に重要な「指定野菜」にブロッコリーを追加すると発表しました。新規の追加は1971年バレイショ以来、半世紀ぶりだそうです。

なぜ?追加なのでしょうか。一説によると大リーガの大谷翔平選手が好んで食べる野菜だからと。農水省も大谷ファンが多いのか?さすがですね。大谷さん。

22年の国内産ブロッコリーの出荷量は15万7100トン。2人以上の世帯の購入量は4850グラムで、10年前と比べて3割ほど増加している。多くの野菜の出荷量は横ばいか減少傾向にあるのだが、ブロッコリーは右肩だったことから、キャベツやタマネギなど14品目の「指定野菜」の仲間入りが決まった・・のが追加の理由だそうです。

大谷さんが理由じゃないみたいですが。出荷量が増えたからっていうのはピンとこないですね。15万トンでしょう?分母が少ないから3割増になっただけ。ブロッコリーの栄養素だというのなら分かるのですが。

私は知らなかったけど、指定野菜の仲間になると「価格が下落した」際、生産者に支払われる補助金が手厚くなることから、供給量と価格が安定するのが大きな理由ではないか。生産団体が政治的に圧力を掛けたのなら、それはそれで納得です。

そもそもブロッコリーって原産地は地中海沿岸部・70年代にアメリカで生産が広がった。その後日本でも気候に合わせた品種改良が進み、近年では、大きくて重い野菜に比べ、収穫作業が楽になると、高齢化が進む農家の転作が増えているという。

因みにですが、大谷さん説も満更ではない。ブロッコリーって、少ない糖質でタンパク質が多い。ビタミンも豊富に含む。ここ数年は筋肉トレーニング期間に摂取する「筋トレ飯」の食材として注目を集めているとか。日本ボディビル連盟によると、電子レンジで簡単に調理ができる手軽さから、減量中に取り入れる選手が多いとか。ほら、やっぱり大谷さんじゃないですか。

今日は晦日正月・明日から2月・冬から春への季節のバトンタッチ。
「愛菜の日」・・・ダイエット中の方も、体力が落ち気味の高齢者も野菜の中心にブロッコリーを据えてみてはどうでしょうか。レシピも色々あるようですから、健康専一願い。Goto

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