こんな日本にしたのは高齢者とメディアだと自覚しています。
23年の国内出生数が過去最少75万8631人だったと厚労省が発表しました。
前年比5.1%減・過去最少の更新は8年連続・合わせて婚姻件数は5.9%減の48万9281組で、90年ぶりに50万組を下回った。90年ぶりって、戦前ですよ。あの戦争で、男性が徴兵され、結婚もおぼつかない時代・・それ以下って?びっくりです。
でも国民は、とりわけ若者は「あっそう」って感じで、踊るのは新聞の紙面だけ。危機感なんて、誰にもない。全てが他人事。自分さえ今が満足ならそれで良いと思っているのでしょうかねぇ?こんな国に誰がした・・と言われれば、我々死にかけの団塊世代とメディア、とりわけ新聞の責任ではないかと私は思っている。
どうしたら良いのでしょうかねぇ・・・責任は我にあり。
何を言っても虚しいので何も申しませんが。
古人曰く・・・民族滅亡の三原則があります。
1・理想を失った民族は滅亡する・・
未来が見えない国は生き残れない。そうだと思います。
2・価値を金銭に求める民族は滅亡する・・
自分さえ良ければという拝金主義の国は体裁をなさなくなる。
3・歴史を忘れた民族は滅亡する・・
そうですよねぇ。自分の国の生い立ちさえ知らない国民の国って国って言わない
私はそれに、もう一つ加えねばならないと思っている
4・子どもの誕生を厭う民族は滅亡する。
当たり前すぎるのですが、それを加えて4原則とせねばなりません。
残念ですが。誰も困っていないのです。遺憾ともし難い。諦めムードです。
政府は「異次元の少子化対策」と称して、「こども家庭庁」を新設、大型の予算を組んでいますが・・・届いたとの声も聞かなければ、恩恵に預かった話もない。でもです。実は子ども対策はずいぶん行き届くようになっているのです。
でもそれが浸透し理解されないのは、メディアに責任がある。我が社では少子化対策の一環として、児童虐待防止啓発活動を展開しています。その折に、虐待対策に最も重要な役割を担っているのは全国の「児童相談所」(児相)です。メディアが児相の頑張りを取り上げたことがあるか。虐待せざるを得なくなって、苦しむ親が児相で救われた話を特集したことがあるか・・・
一時が万事・・不幸で、悲しいニュースには大きなスペースを割いて報じるのに侵食を忘れ、一人の子どもとその親の苦難に寄り添い何とか道を開こうと命懸けで対応する児相を取り上げたりはしない。いかなる境遇であろうが、子どもを死に追いやるようなことがあってはならない。
ましてや、そのことを大々的に報じて、子どもを産めば「私も」ひょっとしたら・・虐待するのではないか。そんな恐怖感を若い人たちが持って出産しない選択を選ぶのは当然ではないか。それってメディアの責任ではないか。現実は現実として事実は事実として受け止めて、出生率が増えねばならないと正論を吐くとすれば・・・それこそがメディアの奢りであり、この国を民族の滅亡に繋がっていると思う。
それと・・敢えて私は、出生率の低下の責任は団塊世代にあると申しています。こんな政府を選んでいるのも。経済至上主義にうつつを抜かしているのも、若者たちではない。今の社会をこの国をつくってきたのは、この形にした高齢者です。高齢者のわがまま、自己中心主義がこの国を歪めています。価値を金銭に求めているのは高齢者です。高齢者天国、これが出生率低下の主要因です。
出生率低下に歯止めを掛けるのは・・メディアの報道の仕方。
高齢者の意識改革しかない・・・と私は思うのですが。Goto
コメント
最近、石原慎太郎さん裕次郎さん兄弟について勉強をされて、
その生き方を熱く語ってくださる方との交流が続いています。
少し感化されて
その世代の先輩方に少し話を向けますと、
当時は石原兄弟に「みんなが熱中していた」とおっしゃいます。
新しい時代を切り拓いたお二人だったのかと感じています。
高齢者、、、団塊の世代と言われる方々は、
その世代にあたるのでしょうか。
きっと熱を持って、明るい未来を築こうと力を振り絞って
くださったのだと感謝の思いは尽きません。
ただ、それだけ一生懸命、生きて来られただけに、意識を改革する、、、
期待しつつも、なかなか難しそうにも感じます。
どうコメントを締めていいのか、わからなくなりました。
申し訳ございません。
コメントありがとうございます。
石原兄弟は、60年安保時代で、団塊世代より一回りほど上です。
私の卒論は、石原慎太郎の参院選に関する政治広告でした。
今から思うと、それが広告屋になる遠因です。
後藤拝