岐阜・岐南町長選挙

岩盤の保守王国岐阜が草の根女性候補に敗れる。

何となくですが・・・岐阜県・岐南町の町長選挙、16日に告示された衆院選の補欠選挙、そして、年内には実施されるであろう総選挙の縮図に思える。
岐南町の町長選挙が全国的に注目されたのは、ご存知、女性職員へのセクハラが99もあったと、第三者委員会に指弾され、何度も開き直った結果、男泣きして辞職したという曰く付きの選挙だからです。

選挙戦はママさん町議の後藤友紀さんと(因みにですが、私と同性ですが、血縁関係もない。旧知の間がらでもありません)(もちろん、セクハラ町長とも関係ありません)元町・総務部長の朝倉修一氏との一騎打ちでした。

結果はご案内の通り。600票の差で、後藤さんが当選。岐南町初の女性町長が誕生した。岐南町は岐南というのですから岐阜市の南に位置、隣接した町です。有権者数2万600人、投票率は42.73%。前回40.63%で2.1%増でした。
私はこの2.1%増が大きな意味を持っていると思います。

落選した朝倉候補は、自民党の推薦です。岐阜県は保守王国です。国会議員は全て自民党。県会議員の9割も自民党です。業界団体の大半も朝倉候補支持です。前回の町長選も若い男性町議とセクハラ町長との一騎打ちでした。競り勝ったのがセクハラ町長(その時は町議のボス)でした。

自民党としては、自民党の県議が選対本部長。商工会が支持、組織戦を展開すれば、相手がだれであろうと負けることはない。と高を括った選挙。方や、肩書は町会議員の3期目ですが、全て無投票(如何に町民が政治に関心がないかがわかります)支持母体はない、支援はママ友が中心。野党が支持したわけでもない。

岐南町は岐阜市に近いのは当然ですが、名古屋市にも近い位置にあります。
最近は若い移住者が多く岐阜県下では人口増のエリアです。この町長選、「セクハラ町長で失った町の信頼を回復する」と訴える後藤さんが「安定した町政を運営する」と訴える朝倉前総務部長の争いですが・・

実はそうばかりではないと思う。やはり岐南町に染みついた古い政治体質。それをどこの田舎にもある岩盤の保守層と申しましょう。それが壊れた選挙だと分析する。理由は自民党派閥が起こした裏金事件に岩盤層が首を傾げたからではないか。それと、新たに投票に足を運んだ2.1%・・・政治に無関心な600人がこんな岐南町ではあかん、日本の政治っておかしいと動いたからではないでしょうか。

たかが。岐阜県の田舎町で起こった、古い古い自民党体質を継承している町会議員のボスが暴君と化して町長となり起こした事件。その結果が、草の根選挙を展開したしがらみのない女性町長の誕生です。この流れって、今月末の補欠選挙に。そして総選挙に連なると思うのだが。あなたはどう思いますか?

えっ、政治に関心がないですって。いやいや。あなたも動いて(投票)見ては如何ですか。諦めていた政治があなたの手で変わるかも知れませんから。Goto

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