やぎさんの除草隊

これも温暖化でしょうか。雑草が生える期間が1ヶ月長くなりました。

しろやぎさんから おてがみ ついた
くろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
さっきのてがみの ごようじ なあに

くろやぎさんから おてがみ ついた
しろやぎさんたら よまずに たべた
しかたがないので おてがみ かいた
さっきのてがみの ごようじ なあに

ご存知、童謡・「やぎさんゆうびん」です。
さてさて、手紙の要件は何だったのでしょうかねぇ。
永久にやり取りするのが続くのでしょうかねぇ・・・

岐阜県、中心部にある美濃加茂市の面白い取り組みの話です。
季節は巡ります。我が家の猫の額よりも狭い小庭でも雑草(雑草という草はないと叱られますが)が覆い、家人に言わせれば、築40年、ボロ屋は仕方ないとして、庭なんていうのも烏滸がましい小さなスペースですが、そこに生える雑草ぐらいは除草して下さいよ。と五月蝿い。敢えて五月蝿いです。

私・・・曰く「やぎさん」を連れて来るが。えっ・・・それって何よ。だからやぎだよ。しろやぎさんだよ。何寝ぼけたこと言ってるのよ。
美濃加茂市には評判の「やぎさん除草隊」を名付けられたヤギがいる。

「やぎさん除草隊」は2011年から始まり公園や工場などの緑地にヤギを放ち、雑草を食べて綺麗にする。今では50頭のヤギがお隣の各務原市や可児市の公園でも活躍している。行政によると、シルバー人材センターなどに草刈りを依頼していたのだが、昨今、センターの高齢者の高齢化が進み(笑話ではない)危険が伴う斜面での作業の担い手がいない。

建設業者などに頼むこともあるのだが、人手不足は半端ない。依頼も難しい状態。そこで・・登場したのが「やぎさんの除草隊」・・斜面であろうと、構わず指定場所をきれいに食べ尽くしてくれる。隊長によれば、需要が急増。この20年でヤギ除草の売上は2倍になったとか。

それと温暖化の影響でしょうか。雑草が生える期間が長くなって11月までが繁忙期に。困るのは、仕事が多くなって、ヤギが食べ過ぎ・・太って動きが鈍くなってきたことだとか。本当かいな?

「やぎさんの除草隊」こんな役割も果たしているそうな。美濃加茂市内にある中部国際医療センターの敷地でせっせとお仕事するやぎさん。それを入院患者が病室から眺めていると「除草だけでなく、癒しの効果」もあるとか。大活躍です。

そんな話をして、やぎさんを連れてくればと・・・家人曰く、冗談でしょ。こんな狭い場所ではあんた草刈り程度では、その醜い腹を凹ますこともできないし、やぎさんのお腹の足しにもならない。もう少し庭らしい庭のある家に引っ越す気はないのかと、いつも言ってるでしょ・・トホホホ・そんな予定も計画もない。

しろやぎさんのてがみのごようって
もちろん・「やぎ除草隊」に参加しないとの誘いです。
何よりもお腹いっぱい食べれますから。お手当もまあまあだとか。Goto

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