ザ・シンブン

読売新聞の憂国の志に敬意を表す

新聞とはかくあるべきだと思う。このブログは「新聞を読もう」が目的で日々綴っています。人からは毎日よくネタが続くなぁ・・なんて呆れられますが、ネタもとは日々捲る6紙の新聞から拾っています。私は「新聞命」です。新聞が大好きです。これはと思う記事をスクラップして、自分の考えと絡めています。

我が社では朝日新聞の名物コラム(以前は大学入試・国語の問題でいちばん使われた)天声人語の書写を奨励しています。最近はチェックしていないので、どれだけの仲間たちが書写して世相に興味を持ってくれているか?分かりませんが。

大半の仲間は、日々数十分ほど。書写に時間を費やしてくれています。
学びとは習慣です。毎日少しづつ、飽きずにコツコツとやる。そうするといつの間にか、知らぬ間に身に付きます。以前、小中学校で学級崩壊が話題になったことがあります。最近は聞かなくなりましたが。

その解決策はなんだったかご存知ですか。朝の10分間読書です。授業が始まる前に、好きな本を10分間だけ読む習慣を身に付けさせたのです。その時に苦労したのは先生たちです。朝の忙しい時間帯です。やらねばならないことが山ほどあります。でも、それを後回しにして。子どもたちに興味のある本を揃えて、毎朝、読むのに立ち会うのです。

なかなか、読みません。習慣付けるには根気が入ります。子どもの頑張りよりも教師たちの我慢・辛抱がなければ続きません。聞き及ぶところでは、先生が面倒だと諦めて・・・そうですよねぇ。やらない理由など山ほどあるのですから。残念ながら、習慣化できなかった学校は・・それまでの学校でしかありません。まぁ・・・教師というよりは校長の質によるかな。

話が逸れました。今日のブログは新聞とはかくあるべきだということをお話ししたい。全国紙ってご存知ですよねぇ。えっ・・・知らないって?これだけ新聞を購読しない家庭が増えたのです。新聞の名前ぐらいは知っているかも知れないが、新聞を捲ったことがない人たち、特に若い世代には新聞と生活は無関係かも知れませんね。生きる上で必要な情報を提供してくれるのが新聞ですから、本当は関係があるのですが。

新聞には発行エリア別に・・・日本全体をエリアとする全国紙(朝日・読売・毎日・経済紙ですが日経)と中日・西日本・河北新報など数県を跨いで発行するブロック紙・そして県単位で発行するローカル紙があります。

最近はYahooやGoogleのトップページにニュースが掲載されているから、購読料金を支払ってまで新聞を読まなくても・・・そんな理由で新聞が読まれなくなったのは残念です。が、私は敢えて申し上げたい。社会で人の役にたつ人間になりたければ、新聞を読みなさいと。

4月26日付の読売新聞です。一面トップで「読売新聞社提言」人口減抑制・総力で・・・と題した1・3・10・14・15面の5ページを使った大特集が掲載されました。まさに、日本国の、国家の最大の課題に正面から切り込んでの提言です。

「人口減少に、歯止めがかからない。2100年には日本の人口は半減する。手をこまねいていれば社会維持が困難になる。政府や企業は対策を総動員し、若者や子育てを担う「家庭」を社会全体で支える意識を醸成せねばならない」「将来にわたって社会の活力を維持させるため、読売新聞は7項目の対策を提言する。

中身は明日、私の考えと合わせて書き込んでみたい。
私はこれぞ新聞だと思う。憂国の志を持って、紙面に訴える。この心があってこそ、新聞の新聞たる所以である。読む人が増えようが減ろうが。新聞たるものかくありたい。Goto

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