終戦記念日です。

今、世界では戦争で何人もの人が死んでいます。

1945年・8/6・9日・・広島と長崎に原爆が落とされました。
「原爆の日」です。今日は15日。終戦記念日です。戦争は悲劇である。
2度と起こすまい。毎年、夏になると思います。

しかし、歳月とは恐ろしいものです。どんどん風化していきます。
なぜなんでしょうか?世界を見渡しただけでも、ロシアはウクライナに侵略戦争を仕掛けたままです。イスラエルとハマスの戦争は、ガザを破壊し尽くしても尚、続いています。学校が爆撃されたと出血する子供を抱えて、親が病院に駆け込む姿が連日のように報道されています。

イスラエル軍がハマスの指導者をイランで殺害した。イランがイスラエルに報復すると、イスラエルの街を砲撃し始めた。日本人はどうなんでしょうか?これらの戦争ってユーラシア大陸や中東での出来事で、とても遠い話だと思っているのだろうか。それともそんなことには、そもそも関心がないか?

この平和な日本で戦争など起こると思っていないのでしょうか。
そうかも知れませんね。政権与党は金集めに必死の政治家ばかり。政治がそんな体たらくなら、国を守る立場に在る自衛隊も酷いものだ。急に膨張した防衛費の使い道に困ったのか、お手盛りを増やしてニンマリしている。そんな自衛隊に緊張感があるとはとても思えない。

世界の情勢は遠い話じゃない。与那国島から110キロの台湾・台湾海峡が日々きな臭くなっている。米軍は5年以内に中国の台湾侵略は起こるだろうと分析している。北朝鮮は、日本国民が麻痺してしまうほどにミサイルを日本海に向けて打ち込んでいる。日本列島に着弾しない保障はない。

誰が考えても東アジアは危険な状況だ。それもわかっているのだが
米軍が駐留しているから?安心だと思っているのだろうか。それとも、それすら関心がないのか。中国や北朝鮮・ロシアという体制の違う国からすれば、日本に侵略するのは赤子の手をひねるより、簡単だと思っているのではないか。

少なくとも、私如きが耳にするほどに、日本列島が中国資本に買われている。
北海道が話題だが、飛騨のリゾート地やゴルフ場も知らぬ間に中国資本なんて話が。これだとて侵略です。でも政治家は見向きもしない。メディアに至っては、自由を盾に放任している始末だ。

せめて、終戦記念日ぐらいは、夏バテしていないで、戦争が如何なるものか。
この日本という国が今、どういう状況に置かれているか。ひょっとしたら、国民が平和ボケしていることを良いことにこの国を戦争のできる国にすべく画策している輩もいるかも知れない。

ひと昔前なら、終戦記念日に先の戦争の悲惨な出来事も含め、新聞が中心となって、風化させてはならないと、大幅に紙面を割いたのだが。今も新聞はそれなりに頑張っているのだが、残念ながらその新聞を読む国民がいない有様だ。

敢えて二つ申します。
一つは核武装しますか。日本の核技術なら時を置かなくても可能です。
核兵器を積んだ艦船を主要な港に配備しますか。もう40年以上前に流行った漫画・沈黙の艦隊です。もう一つです。徴兵制を敷きますか。18歳から22歳の若者を強制的に訓練して、いざという時に国防の盾にするのです。

核兵器を持つ・・日本は世界で唯一の被爆国です。
そんなことができるはずがない。
では徴兵制はどうか。どうか。どうか。お隣の韓国は徴兵制がある。
平和憲法がある限り。できない。できるはずがない。

そんなことを国民が認めるハズがない。と思いますか?
世界がどうなっているのかも、この国の安全が脅かされていることなど、
自分さえ良ければと思って何も考えていない国民が大多数です。

だったら決めてしまえば良いではないか。徴兵制を。そうなれば、自分の子供が、夫が、兄弟が戦争に行くとなれば、それこそ自分事だから、
真剣に国を憂うかも知れない。

まぁ・・・そんな乱暴なことを考えねばならない終戦記念日です。
お断りしておきますが、私は核兵器を持つ事も徴兵制も絶対に反対です。
どんなに困難でも知恵を絞って、戦争などしない国でなければならない。
でなければ、先の大戦で亡くなった人たちが浮かばれない。Goto

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