不快指数・・・

気持ち悪い話に辟易します。

お盆休みが過ぎると、政治は自民党の総裁選・立民も代表選の季節に・・・
そうです。一気に政局になります。とりわけ、政権党です。自民党の総裁が
誰になるかは・・・とても重要です。

自民党総裁選に絡んで・・・気持ち悪い話を二つ申し上げます。
まずは、なかなかしぶとく懲りない政治家だと思う岸田首相のことです。
「政治は一寸先は闇」と言われます。どう考えてもパーティ「裏金」問題で、
派閥のトップだったんです。岸田さんは総裁選に出馬せず、潔く身を引くと思っていたのですが・・・そんな気はサラサラないようです。

気持ち悪いのはここに来て。そうです。お盆にです。
憲法九条に「自衛隊を明記すべき」と発言したのです。表向きは来年が自民党結党70年となる・・党憲法改正実現本部に出席し
「党是である憲法改正の議論を進める」ようにと指示した。

本音は、総裁選を意識して、自民党内の保守派へのエールです。
首相を支持しない議員でも党是です。改憲には反対しずらい背景を逆手に取って改憲を持ち出すことで、求心力の回復を図ろうとしている。こんなのって、改憲の政治利用だ。慎むべきだという毎日新聞の主張は正しい。

岸田さんが本気でそう思っているなら・・それはそれで筋が通っているのだが、自ら率いる派閥は「鳩派」です。権力奪取のためには、主義主張も平気で捨てる。元々ないのかも。これを気持ち悪いと言わずして、なんというのか。

もう一つ・・・首相は「官民が連携して映画制作者を支援する映画戦略企画委員会」を9月上旬にも設立する方針を是枝裕和監督を従えて発表した。おいおい・・映画なんて権力の助けを借りて制作するものかよ。
政府が支援・援助する映画なんて、国策映画じゃないか。そう思いませんか・・

これも、9月の総裁選・出馬の地固めだとすれば、映画関係者に気概を持てと言わねばならない。権力を維持するために、映画製作者を支援するなんて・・気持ち悪い話の最たるモノです。映画人たちにプライドはあるか。私はそう問いたい。

それと総裁選がらみで、もっと気持ち悪いことがあります。
事実上出馬表明をした石破茂元幹事長。政治姿勢や政策をまとめた新著「保守政治家・我が政策、我が天命」を上梓した。内容は世襲制限を取り上げているのが目新しいのだが、自らも世襲だ。どう釈明するのだろうか。

それと、政策と言っても過去の出馬の折に出した政策の焼き直し。それでは新鮮味もなく、カビの生えた政策ってこと。国民の支持率が高いというが、本当ですかねぇ。賞味期限が切れていて、食べると腹痛を起こすのではないか。

私がとやかく言ったところで、何にも変わりませんが。
岸田さんと石破さん二人だけが立候補者だとしたら・・・・シャレにもなりませんね。少なくとも、若い人が、大志を抱いて出馬して欲しいモノです。
この夏の不快指数が益々あがっちゃうね。Goto

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