適正飲酒

TPOによって、酔う酒量は違うと思うのだが・・・

まぁ・・・「酒なくて何が己の命かな」そんな私です。
・・・心を許す仲間たちとワイワイ呑み明かすのは実に楽しい。
人間関係なんて、盃を傾け、胸襟を開くことで出来上がるものなのだと
思っている。コロナの影響もあってか、飲み会もめっきり減った。
と思っていたのだが・・・

いやいや・・お前の場合は「後期高齢者」ゆえ、飲み会に誘われなくなったのだ。世の中、居酒屋も結構繁盛してる。酒を飲みながらの会食も増えたのが現実。リモートだ、オンラインだと言ってもやはりリアルが良いという若者が多い

まぁ・・あたり前だが・・廉価で、新鮮なつまみのある店とか、オリジナルな料理が出る店が人気・・・秋の夜長です。大いに飲んで発散して欲しいものです。

こんな記事を目にした。
過度な飲酒を控え、節度を守ってお酒を楽しむ「適正飲酒」のセミナーが開かれたと。講義はキリンホールディングスの社員が担当。アルコールが体内で分解される仕組みや酒の飲み方、適切な飲酒量の目安などを学ぶのだそうです。

セミナーを企画した主催者は「良識ある飲み方が浸透すれば、社員同士の良い交流が生まれる」と期待。参加者は「コロナの影響もあって飲み会もなかった。お酒について学べる機会が少なかったので勉強になった」と。

まぁ・・・これが現代風・飲酒術なのでしょうか。
アルコール飲料メーカーが講師なんて、どうしたものか。
だって、売りたいのでしょう。酒を飲んだことのない人にも飲んでもらいたいのでしょ。純アルコール量の換算目安など教えてどうする?と思うのだが。

酒飲み人生・・・75年の経験で・・「酒」の飲み方を伝授するとこうなる
酒は飲める人と飲めない人とに分かれる。
飲めない人は飲めない体質なのだから、無理に飲んではいけない。
また、周りの人も無理に勧めてはあかん。むしろ、酒を飲む人たちと
どのような付き合い方をすれば良いかを自分で掴むことが大切である。

酒を飲める人だが。だいたいが「適正飲酒」なんてものはない。ましてや純アルコール量の換算など最もらしいデータも不要である。酒は雰囲気によって飲むものである。良き時・良き場所・良き友らと飲む時はいくらでも飲める。飲んでも悪酔いはしない。また、環境が悪い。精神的にイライラしている。そんな時は体が酒を受け付けないものである。

それを無理して飲むから。二日酔いになり、悪い酒となり、体調も壊すのである。酒を飲める人は、TPOを考えて酒を飲めである。

私に酒を教えた親父殿「いいか。酒は何のために飲むかわかるか」私「酔うために飲むのでしょう」親父殿「まぁ・・その答えは50点だな。酒は酔う瞬間を探すために飲むのだ」「このいっぱいを煽ると前後不覚・酔っ払う。その瞬間を探すために飲むのだ」「その楽しみが分かるようになると一人前の酒飲みだ」・・・と、禅問答のようだったが・・・

この年になると分かる。酒を飲んでいつ酔うのかは、TPOによって全く違う。
どれだけ飲んでも酔わない時もあれば、ビール一杯で酔う時もある。
「適正飲酒」などというものはないと思うのだが・・如何か?
さて・・・秋の夜長、今夜はどんな酒量になりますことやら・・Goto

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