空港がドカン!

80年以上前の時限装置が作動したなんてことはないと思うのだが。

イラクがイスラエルに180発のミサイルを撃ち込む。イスラエルが反撃する。
イスラエルがガザへの地上作戦をやめない。更にはレバノンに侵攻する。
もはや止まらない中東戦争です。

ロシアのウクライナ侵略も2年半になる・・・これまた収束するどころか、
ウクライナもロシアに越境攻撃を仕掛けている。11月の米国大統領選で大統領が誰になろうとも、終結するどころか戦火は広がる一方だろう。

戦争です。命を賭けた戦いです。殺し合いです。無辜の民が巻き添えで死亡するのです。誰が考えても戦争はやらない方が良いと思っている。戦争を好む人間なんていないハズなのに・・戦火は連鎖するように広がる・・・

決して他人事ではない。27年までには決着をつけると、中国は台湾侵略を仄めかしている。台湾海峡がきな臭くなれば、日本が巻き込まれるのは必定である。
もう、そうなれば、米国が動き出し、第三次世界大戦になる。

人類は何と愚かであるか。人間という生き物は争い事を回避する知恵がないのか。見識溢れた世界の指導者たちは何をやっているのでしょうかねぇ。

驚きました。九州・宮崎空港・駐機場と滑走路誘つなぐ誘道路で「不発弾」が突然爆発した。その爆発の2分前に現場付近を羽田行きのJALが走行したばかり、危機一髪で免れたが、大惨事になるところだった。

不発弾って、いつの話だ。宮崎空港は旧軍用飛行場だった。
戦時中、敵艦に体当たりする特攻機が出撃した飛行場、米軍が執拗に空襲を
行ったのは想像に難くない。つまり、80年以上前の話である。

国交省は旧飛行場跡地に建設された空港については、不発弾がないか。
磁気探査で徹底調査をするのだが。深さ2メートルまでを調べる「水平探査」と半径1メートル以内を垂直により深く調べる「鉛直探査」の二種類がある。

今回の陥没部分の深さは約1メートル、地表から比較的浅い地点に不発弾があったと見られる。当然、探査はされたハズ。なぜ、そんなところに不発弾が。
8月に発生した宮崎県内での最大震度6弱を記録した日向灘を震源とした地震で、空港の一部、誘導路が液状化して、地中にある重いものが浅いところに上がってきたのではないか。と専門家は分析する。

米軍の当時の機密文書には、米軍が太平洋戦争中、宮崎空港の前身、赤江飛行場に時限式の250キロ爆弾を落とした記録がある。時限式爆弾には、薬品の量で着火時間を調整するものがある。それが爆発したのではないか。

おいおい・・・着火時間が80年後にセットされ爆発したなんてことはないと思うが、でも10月3日、那覇空港でも米軍の不発弾が見つかり、自衛隊が処理したことも判明している。1〜9月末には滑走路周辺などの立ち入り制限区域で、不発弾が7個発見されたそうだ。

戦争とはかくも恐ろしいものであることを改めて認識する。
私如きが認識しても何の役にも立たないのだが・・・
我々が日常的に使用する宮崎空港で不発弾が爆発したことは
我々に反戦・平和の必要性を教えてくれたのではないか。
他人事にしないで、胸に刻みたいものである。Goto

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