国民文化祭

ぜひ、「清流の国・ぎふ」の文化祭にお運び下さい。

我がふるさと、岐阜県で第39回 国民文化祭・第24回全国障害者芸術・文化祭「清流の国ぎふ」文化祭2024が開催されています。
14日の開会式に参列・セレモニーを満喫しました。

なんせ3時間半で、岐阜県下各地の伝統芸能・祭り・踊り・太鼓など門外不出の数々の文化行事が一気に披露されました。関係者約1000人が登場、全て網羅されたのですから。岐阜通を自称する私でさえ知らない文化を垣間見せてもらいました。圧巻でした。その時にその地に足を運ばねば見れないものばかり、私の岐阜通もまだまだです。

今大会のタイトルは「ともに・つなぐ・みらいへ」〜清流文化の創造〜です。
岐阜県は山の面積が7割以上、海なし県です。山紫水明の地です。とりわけ、川は岐阜県の命です。山に降った雨が、水量を増しながら平野に集まり、そして伊勢湾へと流れます。もちろん、分水嶺より北に流れる川は富山県を経て日本海に注がれます。

岐阜県民には川とともに生きる文化が根付いています。
それが「清流の国ぎふ」の意味です。14日から11月の24日まで42日間にわたって岐阜県下43市町村で300以上の様々なプログラムが展開されます。
県のHPに内容が掲載されています。良い機会です。ぜひ、岐阜にお運び願い、岐阜文化の香りを感じとって頂ければ幸いです。

総合プロデュースを担当した、岐阜市出身・東京芸大の日比野克彦学長が
こんな主催者の挨拶をしています。私は文化とはこのように捉えるのかと妙に納得したの記してみます。

そもそもですが、私の文化論は明確です。
文化とは生活様式である。良い文化は受け継がれ、悪い文化は駆逐される。
日常生活に用いられる文化は良い文化である。だと思っています。

人は人によって変化する。ガラリと変わる時もあれば、微妙に変わる時もある。
そんな人たちの集団で生きて行くという中で社会を築き進化し、現在の姿を創ってきた。そして人間ならではの「特色」ある文化を育んできた。

文化とは人の心の変化が集積した様相である。
互いに心に作用し合う場に文化は育まれる。
文化に触れることは自分が変化すること。
文化を感じるとは自分が他者にとって文化になりうるということを感じること。
であるという。私の単純な生活様式とは意味合いが違うがなんとなくわかる。

岐阜の文化は川の流れに育まれた人たちが築き上げてきた。
今尚、流れ続ける時空を感じ、その流れに触れることで、
未来につながる新たな文化が生まれる。まあ・・そう解釈するとスッキリです。

岐阜新聞が16ページに渡って、「清流の国ぎふ」特集を組んだ。(写真参照)
地元紙ならではの努力に敬意を表す。 Goto

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