自民党の公約

政治は約束を守ると子供達が思えるように願う。

総選挙真っ只中です。自民党の総裁選で石破内閣が誕生(9/27)してから・・
衆院解散が10/9 ・総選挙の公示が15日で投開票が10/27。
僅か1ヶ月で国民に新政権の信を問えと迫っています。

せめて、国会で予算委員会ぐらいは開いて、補正予算を審議しながら、
石破首相の考え方をじっくり聞いて解散した方が良い。とは思うのだが。
それは野党的発想。時の権力者が自分たちの都合の良い時に解散して、
自分たちの体制を固め、自分たちの公約実現のために権力を行使する。
そう考えるのは政権与党の常套手段です。

それに対応できないとするならば、それは野党の平和ボケ以外の何者でもない。
自分たちも選挙公約を掲げ、持てる全エネルギーを傾け、自党の勢力拡大に努力するしかない。そう思う。よってこのブログで、立憲民主党の公約を取り上げた。米国大統領選・民主党ハリス候補の基本政策「中間層の拡大」と同じだと感想を添えた。

であるとするならば・・
自公で過半数の議席を得れば引き続き政権を担うのが自民党です。
自民党の衆院選公約が、この国の未来を決めるってことになる。
検証してみる必要がある。

公約は6項目からなる。始めに断っておくが、如何にもやっつけ仕事、
今までの寄せ集めの感は免れない。批判というよりは些か呆れている。

1・ルールを守る。
国民からの信頼回復に全力を尽くす。
まぁ、政治改革だが眉唾と思うだけ。

2・暮らしを守る。
経済成長を力に変え、国民の暮らしを守る。
経済あっての財政だ。その姿勢は貫いて欲しい。

3・国を守り、国民を守る。
あらゆる不安から国民を守り抜く。石破首相の初外遊・ASEAN会議。
予想以上に、毅然とした態度で中国と向き合う姿勢は好感が持てた。
中国も日中国交回復に貢献した田中角栄元首相の弟子だから敬意を払ったか。

4・未来を守る。
希望溢れる未来に向けあらゆる手立てを講じる。
まぁ・・どう実行するかは、高齢者福祉をどう削減化するかに掛かっている。
その財源を子育て、教育に回すしかない。その覚悟は公約にはない。

5・地方を守る。
地方の振興で日本全体を元気にする。私が最も期待する項目です。
石破首相は初代・地方創生大臣でした。「分散型国づくり」を推進すると、
政府関係機関を含めた社会機能や本社機能などを地方に分散させるのが柱だが、中央官僚の抵抗を押してできるかどうか。それがポイントだと記しておこう。

6・新たな時代を切り拓く
国民とともに憲法改正を実現する。
さて、東アジアもきな臭くなってきました。
保守とは何かをもう一度定義し直して、憲法改正の国民的議論を巻き起こし、
戦後80年・日本を作り直せるか・・石破さんの石破ノートに期待したい。
あればだが・・・

6項目は6つの守りです。
子どもたちが政治は約束を守るものだと思える
当たり前を守って欲しいと切に願う。

総選挙・日本の将来をどの政党に、誰に託すのか。
国民が決める。それが民主主義です。まずは投票に行きましょう。Goto

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