総選挙の争点なし。

怪我の功名か?女性候補が過去最多314人。

この総選挙で、これはと思うことないのですが・・・綴ってみます。
まずは、全国紙の一面・16日の名物コラムからです。
公示日、翌日です。各紙とも当然のように選挙を取り上げますが・・

日経の春秋は11月の風物詩と言って良いでしょう。ノーベル賞について語る。選挙に興味がないからなのでしょうか?そんなことはない。でも私としては、メディアが仕方なく熱くなっているような衆院選を敢えて話題にせず、
経済学賞はノーベル賞には値しないとの主張は・・なかなかです。

人工知能の基礎と応用で物理学賞と化学賞っておかしくないかとも。「AIなんて物理でもなければ科学でもない」そもそもAIは人類を救うのか破滅に導くのかまだわからんやないか。ノーベル賞に疑問を抱く私としては全く同感である。
でもです。わざわざこの日に、ノーベル賞批判とはねぇ。日経春秋氏やるね。

朝日の天声人語。人間は忘れる生き物。岸田前政権以降の納得出来ない事項を忘れるなと。相変わらずの論調。私的には投票日の朝刊に書き込んではと思う。

毎日の余録、ヘェ〜である。今年は人類史上最大の選挙の年だそうです。60カ国以上で国政選挙が。世界人口の半分・37億人が投票するそうな。

来月は米国大統領選挙も。民主主義が光を失えば、絶対主義の国が喜ぶだけだ。
12日間の選挙戦・与野党の論戦に目を凝らせ・・・有権者が熟慮し、投票所に足を運んでこその民主主義だと・・・60カ国で国政選挙があるとは驚きです。余録氏のいつもながらの説教調にはヘキヘキですが。

讀賣は面白い。幸せの青い鳥をもじって「山のあなたの空遠く・幸住むと人のいふ」将来に対する不安が拭えされない時代だ。こんな時こそ頼りにしたいのが政治だ。「自民党もあかん」が「政権を任せられそうな野党もおらん」夢想的なバラマキはいらん。各党は現実的な政策を示せ・・・幸福はともかく、与野党にとって「政治不信のない国」を探求する旅に・・・と情緒的だが野党を暗に批判する。讀賣らしい編集手帳氏だ。

今回の総選挙・東京を始め都市部の事情はわからないが。
田舎では「政治とカネ」の問題には関心がない。むしろ、世襲に対して、
もう少し真面目に勉強せんかい。そんな声が聞こえる。これってメディアは取り上げないが・・・進次郎氏が総裁になれなかった反動ではないか。

それと怪我の功名だと思うのだが、女性立候補の数が最多の314人。
比率23.4%、自民と立憲が女性を重点的に擁立したことが要因だと、
毎日はいうが、違うだろ。自民が裏金議員の重複立候補を認めなかったので、
比例区の数を揃えねばならない。で、女性で固めた。それが真相です。

来年は女性参政権が認められて80年です。
ジェンダー順位で、下位だったモンゴルではクォータ制を導入、
6月の総選挙で女性議員が大量に増えた。日本もこの際だ。
次回の選挙から・・・クォータ制を導入してはと思うのだが・・・
次回の話だなんて鬼が笑うか?

何とも緊張感も話題もなく締まりのない総選挙です。
これって田舎だからかなぁ・・・Goto

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