ジャパニーズ・ウイスキー100年の積み重ねで花開く・・・
10/8、新聞全国紙にSUNTORY・ウイスキーの見開き広告が掲載されました。
ご覧になりましたか?えっ・・・新聞を購読していないですって。
そりゃあかん。ぜひ読んで下さい。新聞には新聞の価値がありますから。
これが新聞の価値かどうかは判断の分かれるところでしょうが。
私は企業の理念や商品の開発経緯などじっくりと表現できる新聞広告は
新聞の価値を表していると思っています。それが・・意外と広告は、新聞人たちとって記事のおまけ、付属だと思っている傾向があります。
私の持論です。広告は情報です。新聞に掲載されるニュース報道・記事と同じ重要な情報です。新聞に広告情報がなかりせば、新聞の役割は半減するのではないかと思っています。
悪循環ってこういうことだと思うのですが。新聞の発行部数が減少する。当然ですが、広告を読んだり見たりする人も減る。そうなると広告効果が下がる。当然に広告出稿が減る。新聞に広告が掲載されなくなる。
広告量が減れば、収入が減る。新聞社の経営に影響が出てくる。その結果、朝日新聞のように、紙面の原稿量も減る。そうなれば読者が購読しなくなる。どこまでも負のスパイラルが続くことになります。
そんな状況下にも関わらず・・SUNTORYが「ウイスキー」の広告を掲載する。「蒸溜所の品質がウイスキーのおいしさです」と自信に溢れたコピーを添えて。私はウイスキーはほとんど飲みませんが。ウイスキー好きの友人に言わせれば、日本のウイスキーって本当に美味いという。
それもハイボールにして飲むのだそうです。
私に言わせれば。本当に美味い酒なら、炭酸で割ったりしないで、そのまま飲むか、ロックじゃないかと思うのですが。スナックの女将さんが、SUNTORYの角瓶をハイボールにして・・・ウイスキーがお好きでしょ。と勧めるテレビCMがウイスキーブームの火付け役になっているとしたら、広告冥利に尽きるのではないでしょうか?
SUNTORYは新聞広告でこう表現する。
ウイスキーのために神様がくれた場所。
清らかな水、豊かな自然。
伝統の技術でつくられる原酒は
長い熟成の時を経て、繊細で、たくましく、奥深い
ジャパニーズウイスキーへと育っている。
守り続けてきた自然と
受け継がれてきた知恵と技。
そして100年を超える
挑戦の積み重ね
2024年
ジャパニーズウイスキーの表示に関する自主基準が
日本洋酒酒造組合により制定されました。
サントリーはこれからも世界中に愛される
ジャパニーズウイスキーをつくっていきます。
NHKの朝ドラで「まっさん」が放送されました。
ウイスキーの父と言われる竹鶴政孝さん、ジャパニーズウイスキーを
誕生させる苦難の歴史です。そのジャパニーズウイスキーが、
本場、イギリスで評価されたこと。そして、やっとですが・・
100年の時を経て日本の若者に好まれるようになったこと。
そして、インバウンドの人たちがこぞって買い求めるっていうのです。
SUNTORYの山崎に100万円の値が付くものもあると聞きます。
この新聞広告には、諦めない精神で、粘り強くジャパニーズウイスキーをつくり続けてきたSUNTORYの自信と誇りが溢れています。
最近の日本経済の衰退を思うと、なんとなくですがうれしくなりませんか?
今夜は私も月を愛でながら、角瓶のロックを味わうかな。
ジャパニーズウイスキーに乾杯だ。Goto
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