偏見報道でオールドメディアの信頼が地に落ちた・・・
先月、24日・・・世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式。
韓国政府関係者が参加を見送った・・・なぜだろうと問題になった。
6日、共同通信社は・・局長らを更迭。社長以下6人を4日付で懲戒処分したと発表。新聞各紙が一斉に報じた。共同通信社の誤報が原因だった。
まず・・・一般社団法人共同通信社とは何かってことです。
情報コンテンツを配信する組織です。「正確公平な内外ニュース、その他の情報を提供し、公平な世論の形成と社会の健全な発展、国際相互理解の増進に寄与すること」を目的に強力な報道活動を続けている。
具体的には日本全国の新聞の誌面制作やテレビ・ラジオのニュース、さらに他メディア部門へのニュース報道を支え、日本のメディアの中枢としての役割を担っています。日本の代表的なジャーナリズム組織です。常に時代の先頭に立って社会や時代の動向に敏感にニュース活動を届けています。
独自取材できる大手全国紙以外のメディアは情報コンテンツを共同通信社から購入しています。昨今、問題になっているオールドメディアの「嘘ではないが、本当のことを隠す体質」の大元の一つが共同通信社かも知れない。
その「正確・公平な内外ニュース」を提供するはずの共同通信が
自民党の生稲晃子参院議員(外務政務次官)が8月15日靖国神社を参拝していないのにしたと誤報したのです。その誤報を信じ(当然だが)韓国政府が「佐渡島の金山」労働者追悼式を見送ったということで、日韓の外交にも影響がでた。
共同通信社によるこれほどの誤報は珍しい。オールドメディアの特徴は、必要なことを意図的に報じないことや大袈裟に報じることはあっても「嘘」はないのが唯一の信頼だったのだが・・・アイドル出身の生稲議員なら、そりゃ参拝したに違いないとの偏見と思い込みによる記者の奢りがあったのに違いない。
共同通信がこんな「嘘」を報じたとあっては、メディアの根幹が揺らぐ。
まぁ・・・誤報を誤報と認識して社長以下、幹部を含め関係者を処分することで、責任を取ろうとしているのだから、ことさら、問題を大きくする必要もないのだが。確認を怠ったとの通り一遍の説明には疑問だ。
昨今の兵庫県知事選を始めとする選挙報道など、オールドメディアには予めの偏向・色眼鏡がかかっているのではないかが問われている折、この事件だ。SNSの方がなどと申し上げるつもりはないのだが、共同通社のみならず、オールドメディア・少々緩いのではないか。こんな誤報が起こると・・・大丈夫かと問わねばならない。Goto
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