光陰矢の如しと申しますが。来年は喜寿。
自分でも想像できないところまで来ました。
今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻願います。黄門様じゃないが「角さん・助さん・・もうこのへんでええじゃろう」ってことにはなりませんかねぇ。何がって・・・国民民主党の玉木雄一郎代表の「不倫」問題です。脇が甘いですね。
一部週刊誌が先月11日、女性とホテルやバーで密会していたと報じ、
玉木氏はそれを概ね認め謝罪した。総選挙で「手取りを増やす」と訴え、4倍の議席数を得て、躍進政党の代表としてメディアに引っ張りだこ。
まさに有頂天・その絶頂にあったのだがドカンと週刊誌に。その時の憔悴しきった顔っていったらないね。人間臭くて良い。
物事がうまくいきそうな時には、とにかく邪魔が入るものだが、
これを「好事魔多し」っていうのでしょうね。
コンプライアンス全盛期のご時世、ハング・パーラメントとなった与党・政権のキャスティングボードを握った野党代表です。この不倫ネタはメディアにもってこい。鬼の首を取ったばかりにテレビ・新聞はもとより、ネットでも大炎上。
さてさて。そこで困ったのが。国民民主党。だってたった一枚の大看板が地に落ちたのです。どう対処するのか?幹部は悩んだのでしょうねぇ。党の倫理委員会で出した結論は玉木氏の行為について「党代表として重大な注意義務違反であり、党の名誉や信頼を傷つけた」と「党役職停止または解任に相当する」との答申だ。手続きを踏んだのですね。
それを受け、両院議員総会を開き、満場一致で「役職停止3ヶ月」を決めた。
榛葉幹事長は「もう一度、原点に返って、党の信頼回復、党勢拡大に一議員として汗をかけ」と叱責。(茶番だが)党の置かれた厳しい環境が際立つ。(12月4日から25年3月3日まで)
国民民主党は、衆院選で勝利したとはいえ、立憲民主党から「原発の是非を巡って」別れたまだ若い政党です。この決定がいかに苦渋の決断だったかが窺われる。メディアってしつこい、弱小政党を潰したい大きな政党の力も働く、これで幕引きにはならないだろう。玉木氏と国民民主党の批判を強めていくだろう。
水に落ちた犬を棒で叩くように。それが権力闘争というものだ。
批判覚悟で申し上げる。
本人も謝っているのだ。もうこの「3ヶ月間」の謹慎で許してやってはどうか。
コンプライアンスって「法令遵守」のこと。法令を侵したわけでもあるまい。
相手のことは関係ない。合意の上のことのようだ。これだけお灸を据えられれば、多分だが、もう懲りたであろう。
ここから先のことは「夫婦」の問題である。それも含めて面白おかしく報じるのは如何に公人であろうとプライバシーの侵害だ。だから黄門様ではないが。「ここらでこの問題」は終わりにしてはどうか。少なくとも何かと批判の多いオールドメディアは報じない方がよい。所詮はSNSネタでしかないのだから。
新しい若い有能な政治家を潰してはあかん。
この国に今、いちばん必要なことは、政治の世代交代だ。
先の自民党総裁選挙でも40代・50代前半の有能な政治家が首相の座を競った。
国民民主も40代の若い幹事長を据えた。維新も若い大阪府知事が代表に就いた。ここで40代の玉木氏を潰しては国家の損失だと私は思う。
本人が謝罪し、小さな政党がやれるだけの処分をしたのだ。
それでいいじゃないか。許してやろうじゃないか。Goto
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