高齢者の医療費・9割が税金と若い世代からです。
「起きて半畳・寝て一畳、天下とっても2合半」こんな諺があります。
人間が必要な広さは、起きている時には半畳もあれば良い。寝ていても一畳で
足りるもの。飯だって1日に2合半も食べられない。贅沢は慎むべきだ。
そんな意味です。
後期高齢者はどう生きるべきなのか。私のことです。
「みなさんと一緒に考えたい。医療と健康保険の問題です」(写真参照)
こんな新聞広告が1月20日、読売と日経に掲載されました。
(広告主は健康保険組合連合会・けんぽれん)
2025年・社会一般共通テストの問題です。(写真参照)
(科目・社会問題2025「医療・健康保険」)
けんぽれんは訴えます。
コピーは
まずは知ることから。あなたの一歩が未来の健康を作ります。
知ろう、医療費の危機的状況。自分の健康の守り方。
知ろう、正しいセルフメディケーション・・・と続きます。
先日、びっくりです。岐阜大学附属病院に行きました。水曜日です。
来院の患者数は1600人(付き添い・家族別)だそうです。それでも、今日は少ない方だと。岐阜で、百貨店の高島屋も撤退。平日で1600人も人が集う場所って岐阜駅以外は大学病院です。こんな地方って大丈夫でしょうか?
大丈夫じゃないですよねぇ。
22年の医療費総額47兆円です。その4割が高齢者です。
1割が高齢者の保険料・4割が現役世代の負担。5割が税金です。
リタイアした高齢者がですよ。税金と若者で医療費負担を掛けているのです。
こんな医療大国・高齢者天国は世界中どこにもない。
これでは、健康保険制度が維持できないのは当然です。
23兆円もの税金が高齢者医療に使われるようでは、国が新しいことに
予算を割けない。これでは老人が長生きしても国が健康になりませんよ。
私は何が言いたいのか。
センター試験を受ける若者に、高齢者医療費の現実を出題するのではなく、
馬鹿みたいに医療費をジャブジャブ使って平気な高齢者に、現状を教えるべきではないか。(多分、けんぽれんはそう言いたいので広告を出稿した)
高齢者の医療費を半減できれば、何ができますか?
高校授業料や給食無料化など朝飯前ではないか。
企業の得意分野への研究費は捻出できるし、スタートアップ支援も
十分できる。この国の再生が可能になる。
だとすれば、高齢者はどうすれば良いのか。
まず、医療機関に罹ることは、医療費がとてつもない贅沢なのだと知ること。
そして体は壊れて行くものだと理解して、少々の体調の崩れでは医療機関に行かないこと。
そのためには二つ。一つはラジオ体操です。毎朝早起きしてラジオ体操です。
真剣にやれば、10分で医者入らずです。もう一つは、頭の体操です。
そうです。本を読め。勉強せよ。頭を鍛えろです。もちろん、ボランティアも含め働くことが一番ですが。「起きて半畳・寝て一畳」です。Goto
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