巴戦の優勝決定戦・大相撲は奥が深いですね。
大関・豊昇龍の気迫相撲・巴戦を制しての優勝おめでとうございます。
これで横綱昇進です。照ノ富士の引退で、横綱不在になるのをなんとか
食い止めてくれました。さすがです。
オイ・・なぜ、初場所の優勝占いはやらなかったのだ?
そんなお声を幾度か頂きました。拙文に目を通して頂く証。
嬉しいやらありがたいやらです。そうなのです。このブログで唯一、
面白いと評価?されている定番内容を放棄したのです。
オイ・・・なぜだと。言われるのも無理はない。でもねぇ?
これまで100回近く占ったのですが、当たったのは1回だけ。それも誰が考えてもそうだよなという・・・破竹の勢いで登場、一気に大関まで駆け上がった「大の里」の優勝だけ。何度も優勝占いはやめろと批判されたのです。
よし、今年からは誰がなんと言おうが(誰も何も言いませんが)もうやめる。
そう決めたので、やめました。それだけのことです。でも、初場所・テレビ桟敷で観戦させてもらいましたが。いや、時間が合わない時はABEMAのLIVE中継で楽しませてもらいましたが、(NHKの中継より、解説もしっかりしている)いい相撲が多かったですね。相撲は面白いと改めて認識しました。
大相撲って奥が深いです。今場所・優勝候補の一番手だった琴櫻が5勝止まりでした。どうしたどうしたってなったのですが。出足で躓いて立ち直れず・・途中でトレードカラーの緑のマワシから黒に変えたり。ゲン担ぎしたのですが。
そんなことをやっても全く通用しない。辛口で申せば、素材だけではあかん。先場所・初優勝で横綱かと騒がれ有頂天・身を入れた稽古をしなかったからですかねぇ。私は父親である親方の責任だと思うが、他の力士が徹底的に研究したのですね。
今場所・テレビ桟敷からの雑感を何点か。
一つは大栄翔です。彼は一切八百長をやらない。徹底的な突き押し相撲。
見ていて気持ちが良いですね。11番勝ちました。大関になりたい一念ですね。
素晴らしい。優勝経験もあります。年齢的にも最後の大勝負・今年大注目。
もう一人は王鵬です。急成長です。去年の9月場所、前頭筆頭で9番勝ったのに
役力士(小結以上)に上がれず、親父の貴闘力がYouTubeで散々毒ついていましたが、それ以上に彼自身が奮発・猛稽古したそうです。嘘はつかないですね。
元々は大横綱・大鵬の孫です。素材は良い。引退した努力の人、大関貴景勝の付人もやっていた叩き上げです。大相撲の世界は番付が全てと自覚すれば、花開く。諦めない粘り強い相撲です。優勝決定戦まで勝ち進んだのです。
若手の最有望株・期待が持てますね。
それと、金峰山。再入幕2場所目。何が彼を変えたのか?わかりませんが。
あの気迫と体力・カザフスタン出身・国旗を背負ったのでしょうか。楽しみな力士です。大関候補の一人に駆け上がりました。楽しみです。
それと、もう一つ。芸能人とか著名人、政治家までもが、大相撲を自己宣伝の媒体に使うようになったのは面白い傾向です。昔は反社会的な連中が向正面の前列に陣取って、刑務所にいる関係者にアピールするため、NHKの中継を利用していたのですが・・・今では、落ち目の芸能人が、テレビに映り込むのを狙って、足を運びます。
まぁ・・・広告の視点で見れば、最も安上がりな宣伝方法ってこと。
来場所から、その視点で大相撲を見るのも一興かも。セコイ手法ですが。
来場所は、大阪場所・横綱・豊昇龍の土俵入りも見られます。
テレビ桟敷で楽しみたい。もちろん、占いはやりませんが。Goto
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