まさか教員も週休3回になるってことはないでしょうね。
最近・私の感覚では理解できない「週休3日制」を導入する自治体が増えている。首長の公約なのか?それとも職員受けを狙っているのか?はたまた「働かない」のを奨励しているのか?自治体の仕事ってそんなに働かなくても回るなら、
いっそ職員を大幅に削減したらどうか?
米国の異能・トランプ大統領が異端のテスラ・イーロンマスク氏を使って
「政府効率化省」を立ち上げ連邦職員を大量解雇の行革を行ったように。
まぁ、それはできないだろうが。
週休3日でもこの考え方だと理解できる。
介護施設など人材難の業種が、人手確保のために、働き易い環境として
週休3日制の導入を図る。子育て介護など通常の勤務体系で働くことができない。そんな人たちのために週休3日制を導入する。納得です。
でもです。大企業ならいざ知らず。
中小零細の企業で週休3日制を導入すると、その穴埋めをすべく誰かが
過重労働になることを知るべきです。そのことに思いを致して働くなら
週休三日制に価値があります。企業は組織です。ひとりで働いているわけではありません。最小限の人員で最大限の効率を上げることで生き残ることができているからです。
「株式会社週休3日」という社名の会社がある。
目的は週休3日を奨励したり推進しているのではない。
求職者を週休3日で勤務可能な企業とマッチングする。
働き方の見直しを進める経営者を支援する。
企業の今までのやり方や体質を変えることで経営効率を上げる。
そのために便宜的な「週休3日」というのが目的です。
そうなのです。なんらかの事情で週5日働けず、諦めている人に
福音を届ける・・・そんな趣旨です。自治体の長が週休3日制を取り入れるのは
恣意的ですが、このヘンテコな社名の会社は現況を踏まえた真っ当な会社です。
決して「働かない改革の延長上」にあるものではない。
話変わりますが。
小学校の教員採用が赤信号になりました。
ベテラン教員の大量退職期です。採用を増やさねばなりません。
私的には児童が激減です。今までと同じような採用は必要ないと思うのですが。しかし必要な人員に対する倍率が最低の2,2倍になってしまった。
国会では教員の処遇改善に向け教員給与特別措置法改正案の審議が進んでいるのだが。議員たちに危機感はない。教育は国家百年の計だと思っていないのだろうかねぇ。それと、メディアのせいにはしたくないのだが、これだけ「長時間労働」だ「ブラック」だと「教員なんて割の合わない仕事だ」と煽り立てれば、そりゃ、先生などやってられるかってことになりますよねぇ。
いかに教員という職業が社会的に意義のある仕事か。
メディアの関係者は、批判することに血道を上げず・・教育の意味するところ、
価値を森信三先生の修身教授録でも読んで学んではどうかと思うのだが。
教育にも週休3日制が導入されるようなことがあれば・・・
この国の将来は暗いかなぁ・・などと思う、GW明けです。Goto
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