BUILD UPなくして未来なし

すべては日々の積み重ねである。

最近、私は「ビルドアップ」という言葉が気になってならない。ビルドアップとは積み上げることだ。鍛え上げることだ。築き上げることだ。スポーツの世界では体力を養い、技術を磨き、勝利に向かって力を蓄えることを指す。しかし私は、この言葉をもっと大きな意味で捉えたい。

今、日本に最も必要なのはビルドアップではないか。

個人も企業も国家も、逃げてはならない。
少子高齢化、人口減少、物価高、エネルギー問題、国際情勢の不安定化。課題を並べれば切りがない。しかし、困難な現実から目を背けても何も始まらない。

むしろ問われているのは、どう築き上げるかである。人間学の視点に立てば、人間は完成品ではない。生まれた時から人格者などいない。立派な経営者もいない。優れた指導者もいない。

すべては日々の積み重ねである。
感謝を積み上げる。
学びを積み上げる。
経験を積み上げる。
失敗を積み上げる。
苦労を積み上げる。

そうして人は人間力を高めていく。私はかねてより「人間は働くから人間である」と考えている。働くとは単に賃金を得る行為ではない。働くことによって責任を学び、仲間との信頼を築き、社会に貢献し、自らを鍛えるのである。つまり働くことそのものが人生のビルドアップなのだ。

企業も同じである。売上だけを追い求めても長続きはしない。信用を築く。人材を育てる。理念を磨く。地域との絆を深める。そうした地道な積み重ねが企業の生命線となる。

我が社の存在意義は「地域みっちゃく生活情報誌を日本全国に無料配布して、日本を元気にすること」である。これもまた壮大なビルドアップの挑戦だ。

一冊の情報誌で地域を元気にする。
一人の働き手を地域企業につなぐ。
一つの広告で商売を活性化する。
小さな積み重ねの先に、大きな社会の活力が生まれる。

国家もまた同じだ。繁栄した国に共通するのは、人づくりを怠らないことである。
教育を軽んじる国は衰退する。
勤労を軽んじる国は弱体化する。
感謝を忘れた社会は分断する。

だからこそ私たちは、人間力を高めることを社会の中心に据えなければならない。
知識だけでは足りない。
技術だけでも足りない。
最後に社会を動かすのは人間力である。

人を思う心。
挑戦する勇気。
困難に立ち向かう覚悟。
そして感謝する心。
これらを磨き続ける者だけが未来を切り拓く。変化を恐れるな。失敗を恐れるな。現実から逃げるな。人生はビルドアップである。

企業経営もビルドアップである。
国家の発展もビルドアップである。
一日一日の積み重ねが未来を創る。

人間力を増せ。己を鍛えよ。社会を築け。日本を元気にしようではないか。チョッピリ高揚しているが。BUILD UPだ。Goto

追伸
因みに、今日6月4日は創業者・後藤数次・生誕104年です。

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