そのまんま、大きな政治家にな〜れ。
先日、帰宅時に付いてたテレビが、クイズ番組。何気なく耳に残る声が、どこかで聞いたことがあると、目をやれば、かの有名な、東国原宮崎県知事。
「知事がこんな(失礼、とても難しい問題でした)番組に出てるのかい?」「バラエティーにも、料理番組にも、色々出てますよ」。「宮崎のいい宣伝になるんじゃないの」と茶の間の受けは上々。芸能界も人材不足か?
専門的にはパブリックリレーション(PR)活動っていう広告手法ですが、これだけ、テレビに出ずっぱりだと?知事業は大丈夫かと、他所事ながら心配。でも彼をよく観察しますと、実にしたたかです。
彼の政治姿勢は「公約を実現するには、メディア戦略を頭に置くこと。メディアは県民目線、つれて歩くと相手は下手なことは、できない」と、メディア社会を意識。(芸能人出身である特典を生かしている)
また「宮崎には道路」が必要だと、声高に叫び、自民党「道路族」の喝采を浴び。政治の玄人筋をしっかり押え。パフォーマンスで浮くのを遠隔操作でがっちり固める。
知事が宮崎に居なくても大丈夫か?との懸念にも、、知事選を戦った相手。官僚だったと思いますが、実務に長けた彼を取り込んで副知事にする。そして、彼の耳元で、「頼むよ。私は国政に向かう、後は君だよ」と、ささやく。(これは私の想像ですが。多分)
この手法で「選挙公約である行財政改革は、他県よりも進んでいる」「地場産業の振興」も顕著だと聞く。「マンゴ、地鶏といった農畜産物の出荷量」、「観光客も、特産品の販売」も増えたという。経済効果が目に見えれば、県民の支持はますます上がる。
彼は知事像を変えた今までに無いスタイルの知事だといわねばなりません。だからといって、
昔取った杵柄で、やらせの低俗なバラエティー番組にまで、出演するのはどうかと思うが。
政治家の質が落ちた。二世議員ばかり、軟弱で頼りない。そんな政治家に対する批判が渦巻く中で、
芸能界で何度も蹴落とされ、這い上がってきた、異色、異能な男。大衆の魂を鷲掴みにできる政治家。
彼の人気は、計算されつくした、したたかさにあるのではないと、クイズ番組に思いました。
大いにしたたかさを発揮して、
国難に立ち向かう、熱い政治家に育って欲しいと、エールを送ります。
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