弱音を吐いている場合じゃない・・・・・。
どういう訳か。今場所は、相撲観戦する時間が無くて、本割をテレビで見たのは21日のみ。あとは新聞紙上でしたが。横綱朝青龍関が、連勝を重ね、14勝1敗で優勝。心打たれるものがあります。
ファンとしては、全勝で優勝してくれればとも思うのですが。日之出の勢いの白鵬関。そうは問屋が下ろしませんでしたね。でも、NHKのスポーツニュースで観た決定戦。相撲史に残る名勝負でした。
本割で、朝青龍が土俵を割ったのに気付かず白鵬の豪快な上手投げ。決定戦での、朝青龍、頭を付けてのすくい投げ。そのあとの、土俵の転がったままでの、ガッツポーズ。
ビデオでしたが、おもわず私も力が入りました。感動ものでした。
相撲愛好家としては、横綱が千秋楽で死力を尽くしてぶつかり合う必死の姿。これぞ大相撲の醍醐味です。最近は、外人力士が増えたことや、暴力、薬物事件と多くの問題を抱え低迷する相撲界ですが。
「良い相撲」つまりは、手を抜かない、真剣勝負を見せてくれれば、外人力士であろうが、日本人であろうが、そんなことは関係ない。ファンの心を掴み、相撲人気は復活するのだと思います。
世の中、なかなか先が見えない時代。頭を下げて嵐が通り過ぎるまでは、しかたがない。「適当にやるしかない」などと、弱音を吐いている人には、未来も可能性も見えないのだと知って欲しい。
先が見えないからこそ。「手を抜かないで」死力を尽くす。必死で努力すべきです。そうです。朝青龍と白鵬のように、「ガチンコ」真剣勝負で立ち向えば、感動を呼び、活路が見出せるというものです。
今場所の、朝青龍の復活「優勝」に、あれだけ批判されても、気力を充実させて、地道な努力を重ね、真剣勝負で取り組めば、「天は見捨てない」ものだと、改めて、勇気と希望をもらいました。
優勝おめでとう。ありがとう。朝青龍関。 Goto
コメント
日本人はぐっと堪える気質なんでしょうか?私の中国の友達が言っていました。なぜか日本人は怒らない!原爆落とされてアメリカに怒らない。われわれ国民が冷静なのか…がまんがまんにばいにばい以前アメリカの力士が言っていました。
武士道をいうなら、柔道のガッツポーズはなぜ認められるのでしょうか?私は、オリンピックで優勝した選手の、その裏にある汗と涙に思いが至りますので、ガッツポーズに感動します。なぜ、朝青龍のガッツポーズはいけないんでしょうね。大相撲って、そんなに立派なものなんですかね?。何日目かの際どい相撲、ビデオでみて、明らかな誤審がありました。それでも、敗者は文句一つ言わない。それも武士道何でしょうかね。 Goto
ガッツポーズについて考えたことがあります。
本当にやったー!勝ったーー!時、私は日本人でも出てしまいます。中日が勝ってもやってしまいます。勝ち券など当てた時などは、もうすごいです。
柔道はだいぶガッツポーズが増えてきました。相撲道の場合、勝ってもぐっとこらえるのが日本の男の美学なのでしょうか?
それにしてもまれにみる名勝負でした。