変化

どうせなら・・・・1万円にしたら。。。。
季節の移ろい。当り前と言えば・・・当たり前なんだが、実に自然なモノであると感心している。季節が急に変わるってことが、あるのだろうかとも思う。
例えば・・・・ある日突然、野辺に一斉に花が咲く。一見すれば劇的な変化に思えるのだが、良く観察してみると・・・じわじわとつぼみが膨らみ。咲くべき時に・・・静かに咲くものである。
何事もプロセスを丁寧に観察すれば・・・物事が急激に変化することはないと分かるものである。しかし、人間とは不思議なモノで・・・行き詰ったり、マンネリ化をきたし始めると・・急激な変化をお求めたくなるものらしい。
急激な変化などありはしないのに・・・・・・。
デフレの権化のように・・・アパレル業界のみならず、経済学者からも糾弾されていた・・・あのユニクロが、1本・・・9990円の高額ジーンズを発売するそうだ。従来の価格の10倍。9990円が高いのか私には分からないが・・・高品質低価格路線の変更に驚いている。
この大胆な変化。世界に羽ばたく企業ユニクロのこと・・・・周到な準備をしての商品化と価格付けだろうが・・・「今後も中心価格は変えない」「幅広い層への対応ができる販売体制を整えた」・・・からだそうだが・・・・。
・・・・メディア受けのする話題で奇をてらった戦術なんだろうか?だとすると、陰りが見える販売戦略に焦りが出たのだろうか。急激な路線変更をするなら・・・自然界では急激な変化は、起こらないし、起こり得ないんだということを理解した方が良いのではと思う。老婆心だが・・・。
しかし・・・天下のユニクロ、高額品を販売する折に・・・・国産高級デニムの素材を使い、国内で縫製加工したものでなければ評価を得られないと考える当り前の企業になったのかなー?
私が期待するユニクロ。自然に抗う企業であって欲しいと願うのと・・・そんなに、焦って、慌てて劇的な変化を求めなさんなと思うのとが交差するのが不思議だ。 
どうせなら・・・・・9990円なんて言わないで・・・・1万円にすればと思うのだが・・・・・・・。        Goto
追伸
パンツの裏側なんて・・新聞広告・・・・対象読者は若い男性なのか?それとも、奥さん族なのか?面白いので、掲載してみました。写真参照。
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9/17読売新聞

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