新聞の底力を見せつけられました。
刻々と・・報じる・・・決選投票の模様。テレビ画面に映し出される議員の姿・・・・小沢さんの側近と言われる山岡議員のふてくされたような・・・投票態度に「こりゃ、野田が勝つな」とテレビ桟敷の友人が。
案の定・・・・小沢陣営は大敗。・・・友人がぽつり・・「これで、小沢時代は終焉したね」と。この国難に・・・戦後三番目に若いが愚直な宰相を選んだ民主党議員の見識を評価したい。
それにしても・・・・・・メディアの論調の貧相なことったら、ありませんね。近視眼的過ぎますね。親小沢か?反小沢か。党内融和しか、書くことはないのでしょうか?
今月号の文藝春秋に野田さんが寄稿した「わが政権構想」ぐらいは読んでいるのでしょうか?外交問題が未知数だとの指摘ですが、日米同盟は最大の資産と明確に述べています。民主党が政権を取って2年です。だれが、総理になっても外交は未知数に決まってます。
増税路線。財務官僚主導との批判も繰り返されていますが・・・・財務大臣の経験で、財政危機に対する認識が備わっている。エネルギー政策で原子力と向き合うとの姿勢も脱原発とか容認とか薄っぺらな議論を超えて、現実的な姿勢だと思います。
毎年、首相が代わり、外国から、回転木馬だと嘲笑されているとの論調にも、菅を代えるべきだ、菅さえ代われば何事も解決すると・・・煽ってきたのは・・一体誰なんでしょうか?で、新首相が誕生したら・・・またまた・・・批判に次ぐ批判。
せめて、三ヵ月はハネムーン期間で、批判を封印して、行方をじっくり見守る度量はないものでしょうか?落ち着いた政治をやると野田さんは表明してるんですから。それに政局の「小沢」は終焉したのですから。
写真は・・・民主党の代表選挙を報じた8月29日の夕刊各紙です。
決選投票の結果が出たのが・・・14時半ごろ。友人とテレビ観戦してました。
で、1時間半後・・・・我社のポストに、「民主党新代表に野田氏」と大見出しの中日新聞夕刊が。地元紙も含め・・・・他紙は、第一回目の投票の模様まで。これって、凄いと思いませんか。
中日新聞、名古屋本社の編集局で、情報をキャッチして、わずか、1時間半後に、記事を書き、編集し、印刷して、配送して、岐阜に配達されるんですから。新聞の底力・・・・中日新聞と販売店のガッツを見させてもらいました。
他メディアに負けてたまるか。新聞の気概を感じました。
それにしても、新聞はメディアの王様。新首相への寛容さは欲しいモノですね。 Goto
8月29日各誌夕刊
日本経済新聞 毎日新聞 朝日新聞
岐阜新聞 中日新聞D版 中日新聞E版
コメント
未知なる力を信じ期待する。
それも若い力を。
そんな、奥行きの深い優し国であれと願います。Goto
今日の新聞より「野田新首相と米大統領が電話 下旬に首脳会談で一致」。迅速な対応、もしかしたらやってくれるかもしれません!野田さんやる気をみました。まずは、信じてみます。