新聞社間の変なメンツが、文化活動を阻害する。
あのシドニー五輪。マラソンで高橋尚子選手と金メダルを競ったルーマニアのシモン選手も、ロンドン五輪、日本代表に決まった藤原新選手も。埼玉県庁職員、市民ランナーの星、川内優輝選手も。間近で。(写真参照)
20日、第2回「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」が、11000人の市民ランナーを集め開催された。発着場は私が毎朝ウォーキングとストレッチを楽しむホームグランド??岐阜メモリアルセンター。朝の6時。千人近い市民ランナーが全国から。ジョギングブームを改めて実感。
我が社の社員3名も参加するという。応援せねばと。ゴルフに行くのを取り止め。スタート近くで観戦。その際。世界的ランナーを目のあたりに。スターター務めた岐阜県知事や大会実行委員長の高橋さんらと、ハイタッチをしながら、続々とスタートする市民ランナーに圧倒されながら。
絶好のジョギング日和(薄曇り。気温18度)に恵まれ。ツブラジイのもっこりとした花が咲く金華山を仰ぎ。風薫る清流長良川の堤を走る。・・・岐阜の自然を余すところなく堪能できる20kmのコース。岐阜市出身の高橋さんが監修した。
多くの市民が沿道に出て精いっぱいの応援。元気のない岐阜市がお陰様で、久々に、揺れました。(昨年は花火なっかたですから)イベントを企画・運営するのは、大変です。大会開催、運営にあたってご苦労された岐阜県。主催の中日新聞。実行委員会各位。協賛の企業。そして警備にあたった岐阜県警のご苦労に改めて敬意を表する次第です。
今年は岐阜国体。メディアの記者達は、「今更、国体なんぞ。過去のものだ。そんなにムキになってやるっことでも」とか「県費の無駄遣い」だとか、斜に構え、冷めた目で身勝手な批判を繰り返していますが。
なんの変哲もない田舎町に国体の前哨戦として「開催され大会」に1万人以上のアクティブな人が集い。ウォーキングを楽しんでくれたんですか。こんな、町おこしはない。それに、主催は中日新聞だが、地元紙の岐阜新聞も、因習を超え紙面を割いて報道。岐阜放送中継した。
さらには、朝日新聞も岐阜県版ですが、写真入で。(写真参照)これも画期的なこと。新聞社が、主催だとか後援が違うからと紙面に一行も記事にしない、まるで、ヤクザの縄張り争いのような変な面子が、折角のイベントをぶち壊してきた例は多い。それを、乗り越えたのですから。その姿勢に経緯を表したい。
これからも、スポーツや音楽、芸術、教育、文化といった分野のイベントは、新聞社間の垣根を取っ払って欲しいものです。それにしても、高橋尚子さんの故郷を愛し、スポーツを愛する博愛の精神には頭が下がります。その熱い思いが、新聞社間の垣根を取っ払ったんだと思います。
ありがとうQちゃん。Goto
スタートをきる参加者たち、手を振る古田知事と高橋尚子さん リディア・シモン選手も参加
3/21朝日新聞 3/21岐阜新聞 3/21中日新聞
中日新聞 高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソン特別号
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