広告制作者に意図があったとしたら・・・・広告作りって面白いですね。
これは偶然なんですが。10/6付読売新聞に10年前の出来事を下地にしたお菓子の見開き広告が掲載。(写真参照)大胆なデザインが面白いので・・・ブログに貼り付け、感想を書こうと、手元に持っていましたら。10/8久々に日本人が胸を張れるビックニュースが飛び込んできて・・・・
そうです。勿論、iPS細胞を作り出すことに成功した京大の山中伸弥教授にノーベル賞の受賞が決まったニュースです。申し訳ないんですが。このところの日本人が受賞するノーベル賞って、ちょっぴり古い研究成果が多くて・・・・・実用済みって感じで・・・・
何となく。高度成長華やかなりし頃の残像・・・・そんなイメージが漂っていましたが。
中山教授の受賞は違います。正に旬。これからの医療に限りない可能性を秘めています。
受賞のコメントがいい。「国からの支援を頂いたからこそ受賞できた」「万能細胞と呼ばれ、今日・明日にでも病気が治ると誤解を与えているが、研究には5年・10年とかかる。希望を捨てずに待って欲しい」と真摯・・・・爽やかですね。この国の希望です。
で、そのお菓子の広告のデサイン。10年前の読売新聞の記事が下地に。その記事のトップが、10/8・島津製作所の研究主任田中耕一さんがタンパク質などの生体高分子を簡便に特定する手法を開発、新薬の開発に革命をもたらしたと・・・ノーベル物理学賞を受賞したとの・・・記事。
そうか。あの時も、学士初。戦後生まれ初。43歳の田中さんのはにかんだ様子に、日本中が彼の爽やかさに我々もやれるんじゃないかと興奮したのを思い出します。あれから。10年・・・再び可能性秘めたノーベル賞の受賞・・・。この広告・・・制作者に・・・ひょとしたらの意図があったとしたら・・・・凄いですね。
広告って、面白い。そうそう。広告のお菓子はチロルチョコの「きなこもち」10周年の祝・・・。そもそも、お菓子にもチョコにも、無縁でしたので・・・この的を得た広告制作者に敬意を表して、チロルの「きなこもち」を食べて見ました。
チョコときなこと、お餅・・・この組み合わせって、お菓子のノーベル賞ものかも。
日本ならではの味わいでした。Goto
10/6読売新聞
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