週刊誌の広告が掲載されない新聞は、大切な情報を漏らしていることになりませんか?
私は、新聞の書籍広告は新聞の最も重要な情報だと思っています。読売新聞が、17回目になりますが。年間で最も出版界の発展と活性化のために創意と工夫を凝らした書籍広告を掲載した出版社を表彰する・・・「読売出版広告賞」を発表しました。
賞に選ばれた広告。どれもさすがに知の集積出版社。なるほどと、納得できる紙面ですが。私的には、全国紙に義理と因習で・・・本当は経費削減でやめたいのだが・・広告を出稿せざるを得ないと出稿した・・・出版社から選んであげた方が良いのではと、思うのですが。そこはそこ。新聞社のメンツがあるのでしょう。
「夢よ、集まれ。いまこそ、集英社」想像するチカラが、時代の扉を開く一年になる。そんなくだらないコピーの集英社の初刊号(12・1/1号)、を辛うじて銀賞にすることで取り繕っていますが。この作品展が選ばれたのはよい切っ掛けです。
出版界恒例の正月義理広告の無意味を新聞社も出版社も共に見直すべきではないでしょうか
でないと書籍広告の価値が薄れてしまう。
私は。新聞に掲載される書籍広告で最も勝ちあるものは、週刊誌の広告だと思っています。
週刊誌を読まない人も。あの売らんかなの、センセーショナルな文面には思わず目が。
読んでて、思わず買ってみようと・・・。
時々。週刊誌の広告で、異常な空白を見つけますと。他紙で確かめます。そうすると。◯◯新聞の何とか。なんて、◯◯新聞社の批判記事の紹介が。自社とって都合の悪い記事が見出しになっている新聞社は、その部分だけを空白にして、掲載。他紙にはその部分が消されていません。
そんな週刊誌の広告。私は新聞社も嫌がる書籍広告は情報の証明だと思いますし、週刊誌の広告が新聞に掲載されることに価値であると思っています。出版広告賞に相応しいと思うのですが。新聞社からすれば。そうはならないのでしょうね。
私が最も疑問の書籍広告は。新刊の書籍が、いきなり「◯◯万部突破」とか「◯◯万部増刷」と、平気で書かれた広告。発売されたばかりなのに。◯◯万部売れたとは・・・誇大広告も甚だしい。それを承知で、新聞社も目を瞑って、紙面に掲載する。それも、見直すべきではないでしょうか。
私は、新聞に書籍広告はなくてはならない情報だと思っています。地元新聞には、残念ながら、週刊誌の広告すら掲載されません。それは読者にとってあるべき新聞の情報を得る機会を失っていること他なりません。大切な情報が得られないことになります。その意味でも。出版社は広告のあり方を考えるべきではないでしょうか。
新聞社の出版広告賞も結構ですが。ピントの外れたイメージ広告を表彰するのではなく、新聞にとって、書籍広告とは何か。考え直す賞出会って欲しいと願います。それにしても。一面に書籍広告掲載されない新聞って・・・・私には理解できません。Goto
1/24朝日新聞
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