天井を覆うガラスをぶち破る日に・・・
四年後の大統領選を目指しているのかどうか?ドイツのメルケン首相。今月就任した韓国のパククネ大統領に続いて、米国初の女性大統領が期待されるヒラリー・クリントンさんが国務長官を辞任、表舞台から去りました。
彼女で、私が最も印象に残るのは。「ガラスの天井」をぶち破りたいと、民主党大統領指名選挙に出馬したこと。ファストレディーの国・・・英国とは違い。米国はやはり男社会。残念ながらぶち破ることはできませんでしたが。抜群の存在感でオバマ外交を支えました。
政治家ではありませんが。ガラスの天井ぶち破るために奮闘する素晴らしい女性を紹介をします。毎日新聞「女性たちの挑戦」(2/26付)で紹介されたイランの女優兼映画監督・ニキ・キャリミさんです。
イランでは、映画作りには、当局の許可が必要。映画界で働く難しさを彼女は。レッドラインを越えることは許されない。そんな現状に絶望して何も制作しないのか。それとも厳しい環境の中で取り続けるのかと問われれば。私は後者です。どんな状況でも、仕事を続けられる人間が真の実力者だと思う。
「結婚して子供を産むべき」との期待はイランだけに限ったものではない。女性が「第二の性」とみなされ、仕事が限定される悩みは世界共通。男女の役割を分け、男性だけが経済面で過大な責任を負うようでは、むしろ男性も困るのではないか。
イランは女性が抑圧された存在にみられがちだが。現代のイラン女性は、経済的な自立を目指し、学習意欲も強い。確実に社会を変革する力になっていると。語る。
今日は、桃の節句。「女の子の健康と幸せを祈る」お雛祭りだが。日本社会も、男尊女卑の世俗が色濃く残っている。女性の社会進出に対する現状は他国よりも厳しい状態にある。汚れを祓うのも健康を願うのも良いのだが・・・女性に覆いかかる「ガラスの天井」をぶち破る日でなければと・・・・
日に日に逞しく成長する孫娘達に思いを馳せる。Goto
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