本を手元から放さない一年でありたいと思います。
正月休み・・・読書できましたか?私は大晦日と元日・二日の三日間。結構真面目に消化しました。歳のせいでしょうか。例年なら朝から「おせち」(と言っても大したものはないのですが)を肴に熱燗で一杯やり、ご機嫌さんになり寝正月を決め込むのですが、一合にも満たないで杯が進まなくなり・・・読みかけの本が消化できたってことですが・・・
ふるさと自慢ではありませんが。ご存知でしたか?昨年最年少で直木賞を受賞した浅井りょうさん(岐阜県不破郡垂井町出身・我が社の地域みっちゃく生活情報誌「Wao!」87,280部発行・大垣市・垂井町他6町・全戸配布)も04年ユーモア小説の境地を開き直木賞作家となった奥田英朗さん(岐阜市出身・GiFUTO・210,500部発行・岐阜・山県・羽島市・羽島郡・全戸配布)も
01年に「熊の敷石」で芥川賞を受賞した堀江敏幸さん(多治見市出身・「おりべくらぶ」44,300部・多治見市全戸配布)も私が大好きな作家で映画化もされた「天地明察」や「光圀伝」など話題作を提供する冲方丁さん(各務原市出身・「たんとん」56,520部発行・各務原市全戸配布)も・・
そして、11年に「下町ロケット」で直木賞を受賞、昨年の話題作となったTVドラマ「半沢直樹」の原作「俺たちバブル入行組」「俺たち花のバブル組」の著者、池井戸潤さん(岐阜県加茂郡八百津町出身・「Kanisan club」71,450部発行・可児市、美濃加茂市、八百津町、他6町・全戸配布)も・・岐阜県出身です。
岐阜県には小説家いや、文豪の育つ素地があるのでしょうか。
彼らに共通する読み物は・・・毎月、我が社の地域みっちゃく生活情報誌が彼らの家庭に届いているってことです。地域の話題や歴史を丁寧に取り扱い好評を頂く各誌の巻頭特集を読んで・・・夢を追ったのでは・・・それが彼らの小説を書く素地になったのでは・・なんて、密かに思っているんですが・・・
新聞広告をご覧ください。広告主は小学館ですが、出版各社の池井戸潤さんの文庫本が紹介されています。それだけ、池井戸さんの小説が日本の男達に勇気を与え、夢を追い求めようではないかと・・呼び掛ける力があるってことでしょう。珍しい広告です。
本はいいですねぇ。正月気分は今日で終わりですが・・・本を手放さない一年でありたいと思います。ぜひ、岐阜の文豪達の本を手に取って頂ければ幸甚です。Goto
1/6日本経済新聞
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