もう一つのW杯

アディダス、ナイキの二強に迫るのは、プーマか?日本のスポーツ用品メーカーか?
W杯が佳境に入りました。日本代表も崖っぷち。明朝こそはぜひ、勝利して、決勝ラウンドに駒を進めて欲しいと願うのですが。同時に、日本のスポーツ用品メーカーにも頑張れとエールを送りたいと思います。(日経新聞朝刊からです)
サッカー用品市場は全世界で1兆6千億円を超える巨大市場。用品メーカーの熱い戦い、シエア争いも熾烈を極めています。サッカー用品シエアNo,1の独・アディダス社はW杯公式スポンサーの利を生かして、南アフリカ大会の4年前と比較して30%アップを狙い強気の戦略で臨んでます。
ライバルの米ナイキ社。ブラジル大会では同社としては過去最多の10チームにユニホームを供給し、ライバル各社を上回る。企業売上2兆5300億円の業界最大手だが、サッカー関連では2,500億円とアディダスを追う立場。新兵器「世界最速」のスパイクを投入して一気呵成にと意気込んでいます。
アディダスはサッカー関連売上を前回から25%アップに目標を設定。ナイキの猛追を振り切る作戦。プーマ社は規模では2強に差をつけられているが、W杯本番のユニホームではイタリアやアフリカ諸国を押さえ、2社の隙間を虎視眈々と狙っています。
いずれも、各社のサポートチームの勝敗で売れ行きも大きく変わるとあって、試合結果に一喜一憂しているとのこと。W杯は国別の戦いですが、用品メーカーにとっては用品採用国こそが自国。ビジネスに国境がないってことです。サッカー関連商品のシエア争いも、もう一つの激しいW杯です。
日本のスポーツ用品メーカーも頑張っていますが。二強とは随分、水を開けられてますが、
1兆6千億円の市場に手をこまねいているわけではないでしょうが。日本代表の活躍如何に掛かっているとしたら。もう一つのW杯を支える意味でも、明日の試合は重要です。頑張れニッポン!Goto

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