読売新聞・・・連載小説・・花咲舞が黙っていない。
日本人は勧善懲悪が好きですね。
その最たるモノが、水戸黄門です。
我が岐阜県が生んだ作家・・池井戸潤さんの作品も勧善懲悪。
「倍返し」が大流行した半沢直樹シリーズ・・がそうです。
親の仇を討つため、銀行員に。銀行での不祥事に敢然と立ち向い。
最後はスカッと解決する。
「下町ロケット」もそうですね。
中小企業の悲哀を感じながら、社員の結束と
技術で大企業と闘い、勝利する。
「ルーズヴェルト・ゲーム」も、社会人野球チームが、
その存亡を賭けて試合に挑み・・社員に元気を与え
会社の再建に寄与する。
小説を読んでいても全く心配する必要がない。
道義的、人間的に悪い奴が、必ず滅び、正義が勝つ。
設定も登場人物も違うが、全て同じパターンで、勧善懲悪。
昨日から池井戸さんのヒット作品「花咲舞が黙っていない」が
読売新聞の連載小説に登場しました。なぜ、「花咲舞」なのか。
経済の潤滑油である銀行。不祥事があってはならない。
銀行員の人間関係、行員の悲喜こもごもがサラリーマン人生とダブる。
不正は許さぬと・・花咲舞のきっぷの良い啖呵が・・謎を解き明かし、
悪い奴らがひれ伏す。痛快な勧善懲悪。
池井戸さんの花咲舞像は・・「水戸黄門」ではなくって
「毎回事件があって、最後は痛快に斬る」、必殺シリーズや
池波正太郎さんの「剣客商売」をイメージしていると・・・
新聞を捲る朝のひと時・・・ふと目を止めて・・・一服の清涼剤になれば、
新聞連載小説の価値も上がろう。楽しみがひとつ増えました。Goto
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