換骨奪胎

12歳の文学賞・・・人生とは人と本との出会いで磨かれるのかな?
孫娘達に会う。子供の成長は早い、チョッと見ないうちに大きくなった・・
上の子は8歳。小学校二年生。そうです。
北海道の山中で置き去りにされ、6日間耐え保護された子と同じ。
・・救助の報に・・8歳の男の子がよくぞ頑張っと日本中が湧いた・・
「同じ年の子がねぇ・・・北海道でねぇ・・こんなことがあったんだよ。
学校で先生から何か聞かされたかな?」と・・・「知らない、聞いたことない」と。
ヘェ〜、小学校では事件のことなど話さないのか?
大々的に報じられた事件です。いろんな意味で、教材になると思う。
ぜひ、NIE(新聞を教育に)で取り上げ語り合って貰いたいものです。
小学校4年の時って言いますから、10歳。
小学生対象の「12歳の文学賞」に三年連続・・・大賞に輝き・・
有終の美を飾って中学校に進んだ12歳の少女がいる。(朝日6/7・ひと欄)
小説好きで図書館に通い詰め「いずれ書くように」と物語の断片を・・
9歳の時、親に内緒で応募した短編が大賞に。以来創作に夢中とか。
六年生・11歳の大賞作品は母子家庭の少女が主人公・・
同世代の視点で格差や貧困など今日的な問題を織り込んだと・・・
朝日の「ひと欄」を借りる・・・普段から見知らぬひとへの想像を膨らます。
指名手配のポスターを見て「この人にも家族がいる」と考え込む。
男女の縁を取り持つ「月下氷人」という言葉・・いつか小説で使いたい。
「徒然草」など古典を読み始め「芥川龍之介みたいな換骨奪胎した物語書きたい」
でも学校で書く読書感想文は苦手・・
「だって書き出しをみんなんと同じように直されるから」・・・まだある。
尊敬する作家は米国、レイモンド・カーバー。
突然死を描いた作品を読んで「私のために書かれた」と思った。
「いつか、国も時代も越えて、読んでくれたひとの心を照らせる小説書きたい」と・・
12歳の少女の弁です。
日本新聞協会が、今年で7回目・・
小中高生向けに「一緒に読もう!新聞コンクール」を実施する。
その要項が発表された。孫娘に、北海道の事件を新聞報道でなぞって・・
コンクールに応募してみたらと、書こうと思ったのですが・・・Goto
換骨奪胎
骨を取り替え、胎盤を奪い取って自分のものとする。
先人の作品を元に、創意工夫を加え、独自の世界を作り上げる・・

コメント