話題のアニメも見ないでは、老化を早めるだけですね。
へぇーと驚くのですが、映画の話です。昨年・・1年間で公開されてた本数1149本。
邦画610本、洋画539本。興行収入は2355億800万円・・
2000年以降で最高額。入場者数も42年ぶりに1億8000万人を突破したとのこと。
「家庭用ビデオが発売される直前の水準に戻った。
我々が目指す2億人に迫る勢い。明るい兆しだ」と関係者は喜ぶ。
斜陽と言われて久しい映画界。久々に嬉しいニュースではないか。
ところで、最も興行収入の多い邦画・・・「君の名は」・・
あなたはご覧になりましたよねぇ。私は見ていません。
「シン・ゴジラ」は?私は見ていません。「名探偵コナン」は・・私は見ていません。
4位・5位の作品は・・・私は見ていません。
邦画だけではありません。洋画もスター・ウォーズは?私は見ていません。
2位のズートピアも、3・4・5位のオデッセイも私は見ていません。
去年1年間、一本も映画を見ていないわけではないのですが。
私の見た数本の映画は興行収入の上位に一つも顔を出していません。
業界の端くれとしては、情けない話です。これでは流行について行けませんね。
でも、上位10本のうち、アニメが6本。基本的にはアニメは見ないですから。
「それがいかん」・・・興行収入を押し上げた一番の理由は・・
若者向けのアニメ以外に・・・話題作に大人の観客が大挙押し掛けたこと・・
「映画 聲の形」「この世界の片隅に」などで、
「新しいアニメ時代が到来した1年になった」からだそうです。
最近、メッキリ身体の衰えが分かるようになってきた。
そりゃ、年が変われば、古稀ですから、気持ちだけ若くても・・・
でも、アニメは見ない。その感覚が、身体だけではなく、
人間を保守化させ、合わせて、脳を退化させると思うと、ゾッとする。
いや。よく考えて見ると、アニメは見ない・・のではなく。
話題の映画を見に行こうという、気力が萎えているのではないか。
だとすると、映画に押し掛けた大人・・その部類からも転げ落ちようと・・
しているかもしれない。いかん、いかん・・「映画館に行こう」
まだ「シン・ゴジラ」も「君の名は」も興行中かな?Goto
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