土・日曜日の日経新聞・・大胆な刷新で、読まなきゃ損だね。
日本のメディアって男性社会なんですよね。
日本新聞協会に加盟している新聞社、テレビ局、ラジオ局は130社。
社員は約4万4千人。女性管理職4.5%、全記者で女性記者の割合は20%
(日本新聞協会調べ)
勿論、役員に至っては%が出てこない、私の知る限り、トップは放送局一社のみ。
新聞は「女性が活躍できる社会に!」と訴える政府の方針を支持し、
書き立てる割には、足元は男性中心の社会です。
ですからなのでしょうか。女性向け紙面も、なんとなく・・男性編集長が・・
おっかなびっくり。女性記者に企画を任せるからなのか・・
どこか不自然な感じがする。
テレビ局もそうですが。新聞も年度替りの4月には紙面の刷新を図ります。
今年は、日経がひと足早く、3月4日からマイナーチェンジすると発表。
どんな紙面になるのか。「新聞いのち」の私としては楽しみです。
日経って、ご存知の方はご存知ですが、週末土日はほとんど読まれないのです。
理由は簡単で、読者の大半がビジネスマン、土日まで、経済情報に追われたくない。
そんな気持ちが働くのでしょう。ですから、取分け日曜は趣向凝らし・・
一週間の主な話題を結構深く取り下げています。
私は「日曜に考える」のコーナーが読み応えがあって、
如何にも日経新聞らしい日曜の紙面だと、楽しんでいます。
(時々、サボりますが)
新紙面・・大胆に生まれ変わると気合い入っています。
新聞の題字は命です。土日の一面を大幅に刷新・・取分け・・
「オフに読む新聞」と位置づけ、71年間一度も変えなかった題字を、
思い切って横組みにするとのこと。覚悟が感じられ期待したい。
「日曜に考える」以上に、解説記事や話題を深掘りするそうです。
私の持論です。新聞は特ダネなどムキになって追わない方がよい。
テレビやネットの速攻には敵わないのですから。
むしろ、解説記事や論説を増やすべきだ。それが新聞の生き残る道だと思っています。
そこを思い切ったようです。
土日に「振り返る」(レビュー)「先を読む」(プレビュー)を解説風に掲載、
ファイナンシャルタイムズの世界で注目された記事も増やし、
重要な出来事は事前に大胆なシナリオで切り込むと・・・そうこなくちゃ。
また、平日も刷新すると。「オピニオン」面を充実。ニュースを深読みする。
第一線の中核記者(五人・全員男性)が、テーマ別に独自の視点で解説すると、鼻息が荒い。
読み応えがありそう。平日の紙面を一層充実させるとは。嬉しいじゃありませんか。
となると、土日は、日経を読むというよりも、日経に学ぶってことになりますか。
他紙も追従してくるでしょうから。これでは益々・・・新聞を手放せなくなります。
そうそう・・・この大胆な刷新に「女性の視点」が盛り込まれていないのが・・
チョット気になります・・・Goto
2/20日本経済新聞
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