民進党代表選

行くも地獄、引くも地獄・・・厳しい闘いですね。
余りにも高揚感がないと申しますか、メディアの扱いが軽いと申しますか、
野党第1党・民進党の代表選挙が告示されているのですが。
有能で経験豊かな二人の政治家が競い合う選挙です。
もう少し盛り上がってもと思うのですが・・・
折角の代表選です。争点を明確にして、私なりに盛り上げてみます。
憲法の位置付けです。
前原さんは自衛隊を明記すべしとする改憲派。
枝野さんは議論はするが、改憲の必要はないとする護憲派。
憲法は国の基本です。根本的に違う争いって、政党ですかねぇ。
代表選後、どの様に違いを埋めるのか。分裂の危機を孕んでしまいました。
経済政策も、前原さんは消費増税やむなし「中福祉、中負担」を。
枝野さんは消費増税反対。法人税増税で社会保障を賄えとの姿勢です。
どちらにも成長路線の道筋が見えないのが問題ですが。
経済成長の重要さがわかっていないところが、自民党との大きな違いかも。
ここで消費増税ですか?前原さん。
原発です。お二人とも反対ですが、即ゼロの蓮舫さんを継承する枝野さん。
2030年代にはゼロを目指す・・・従来の民主党政策を訴える前原さん。
支持母体の連合を意識する前原さんと市民運動に軸足を置く枝野さん。
この国で唯一の野党らしい野党、共産党との衆院選共闘について。
枝野さん。わが党が主体性を持ちながら、できる共闘はする。
前原さん。理念、政策が合わないところとの協力はおかしい。
野党共闘問題、朝日新聞が代表選告示後の社説で触れていないのが、不思議です。
この代表選、讀賣は瀬戸際を脱する機会にできるか・・・
朝日、崖っぷちだ、どうする・・・・といずれも民進党の存在を問う社説を掲げているが、
私に言わせれば、枝野勝利ならば分裂、前原勝利ならば党内はまとまらない。
行くも地獄、引くも地獄の代表選ってことでしょうか。
随分盛り上がる内容だと思うのですが。Goto

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