書店ゼロ、自治体の2割

街の本屋さん、地域には必要だと思います。
夏休みもあと1日・・・宿題やったか。
親子の間で、壮絶な闘いが繰り広げられている家庭も少なくないのではと拝察する。
かく申す・・小学校3年生の孫娘を抱える娘の家でも大騒ぎ・・
これを由々しき問題と捉えるのか、時代の趨勢だからと、
諦めて良いのかは、理解に苦しむところだが・・・
朝日新聞が8/24・一面に書籍大手取り次ぎ社のデータとして、
全自治体1700の内、2割、340市町村に・・本屋さんがない・・
こりゃ大変「文化拠点の衰退だ」との記事が。
町が小さくて、そもそも本屋さんがない・・
そんな町村は以前からあるのでしょうが、人口3万人以上の市、
北海道の赤平市、茨城県のつくばみらい市、徳島県三好市、
熊本県合志市や堺市の美原地区、広島市の東・安芸両地区がゼロは解せない。
考えてみれば、今やどこの市町村にもコンビニがあり、雑誌の類は販売されている。
紙の本の市場1割はアマゾンが握るようになった・・・
2000年に2万1654店あった書店数が1万2526店となっても致し方ない。
そもそも論で恐縮だが、町の本屋さんって、店の名前で、店主がイメージできた。
岐阜市内には大衆書房、自由書房(今も元気に営業中)、
など・・・自由民権運動の名残りを感じる店名が多かった・・
夏休みの後半になると、本屋さんに駆け込み、自由課題の素材を探し
図書館で読み、宿題を間に合わせようとしたものだが、
街に本屋さんがないとなると、やはり、ネットから情報をとるのだろうか。
本屋さんがない街。宜しくないです。
団塊世代には、全共闘活動や学生運動に熱くなった人たちが結構いるはず・・
そんな人たちがリタイアしてぶらぶらしているなら・・地域のために・・
一層のこと・・・小さくても良い町の本屋さんを開いてはどうか。
本屋さんって、時代の趨勢で消えて良いモノではないと思うのだが。
孫娘の宿題・・・課題が決まらぬのなら、一緒に街の本屋さんに
行っても良いのだが・・・・・・Goto

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