大相撲秋場所

力女(大相撲ファンの若い女性のこと)には、小兵力士の人気が高い。
東京は大都会です。看板力士の休場が多数でも
連日、満員御礼になる。それほど相撲人気は高い。
理由は簡単で全てがガチンコ(真剣勝負)で八百長もないからです。
観客にしてみれば、平均160キロの巨体が、ぶつかり合うのです。
テレビ桟敷でも頭が当たるゴン、張り手の乾いた音が響きます。
こんなド迫力の格闘技は他にはない。
それに、力女と言うそうですが、相撲ファンの女性が増えました。
ひと昔前は、裸の大男なんて気持ちが悪いとか平気で言っていたんですが。
最近は、遠藤を始めイケメン力士が多く、アイドル並みの扱い。
力士のイメージは、寡黙で優しい。一瞬に命を賭ける勝負がたまらない。
着物に雪駄、大銀杏に、鬢付け油の匂い・・・雰囲気が大好きな女性も。
小兵の宇良、石浦が大型力士を翻弄する。大相撲の醍醐味も受けているとのこと。
それに、若手力士の台頭。負けじと嘉風(35歳)、豪風(38歳)等のベテランの持ち味。
大横綱の白鵬関が休場でも、18年ぶりの日本人横綱稀勢の里関が休んでも。
ガチンコであれば、大相撲人気は大丈夫。
だが、ガチンコとは手を抜かない相撲です。怪我がつきものになる怖さが。
2日目、幕内後半戦の激しい相撲をテレビ桟敷で・・・
宇良が右膝を痛め。高安が右内腿を。玉鷲が足首を・・・いずれも休場だろうねぇ。
怪我対策って、稽古を増やし強靭な身体にとは言うのですが。
精神論だけではいけません。
土俵下のマットを厚くするとか、何か対策が必要では・・・
うーん・・・今場所の優勝を占えって・・ですか。
これまで、一度も当たったことがないのが自慢ですが・・・
今場所はひとり横綱です。横綱の面目に賭けても
責任感が人一倍強い横綱日馬富士関に期待したい。
日馬富士関は贔屓の力士です。
満身創痍の小兵横綱の優勝なら大相撲人気は益々高まりますね。
怪我のないことを祈り。Goto

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